AV女優のお仕事と言えば、まずは当然AVに出演することです。
しかしただ単にAVに出演するだけがAV女優さんの仕事だった時代は、とっくの昔に過ぎ去っています。
今の時代のAV女優さんは、人気女優になればなるほどAV出演以外にもさまざまなお仕事をこなしている人が多いのです。
メーカー専属の単体女優などは、毎月リリースするAVは1タイトルだけですので、撮影も基本的に月に1回だけとなります。
そのため「他の時間は自由に過ごしているのかな？」なんて考えるかもしれませんが、むしろ撮影以外のお仕事が大量に入っていて、目が回るほど忙しい、なんて単体女優もたくさんいるんですよ。
そこで今回は、AV女優さんが撮影以外にこなしているお仕事について、ご紹介します。
リリースイベントやアイドル活動などファンと交流する機会も増えている
●AV女優さんのお仕事①ファンイベント
まずはAVのリリース時などに開かれるイベントが、AV女優さんが経験する可能性が高いお仕事でしょう。
大型のDVD販売店などはイベントスペースを備えていることも多く、そこにお客さんを集めてイベントを開催することができます。
リリースイベントが開かれるのは、メーカー専属女優のデビュー時や、特に力を入れた大作AVなどの発売時が多いですね。
DVDを購入したお客さんのひとりひとりと握手や撮影などをこなすため、意外と長時間になることも多く、体力も必要なお仕事です。
リリースイベント以外にも、人気単体女優さんやキカタン女優さんと一緒にゲームなどをして楽しめるイベントなども、メーカー主催でおこなわれることがあります。
その他に、プロダクション主催で人気女優さんと一緒に楽しめるバスツアーや、オフ会などが開かれることも。
ファンのひとりひとりとトークなどをするため、そういったコミュニケーションが好きな女の子にとっては楽しめるお仕事ですが、気を遣ってしまうタイプの女の子だと少し突かれてしまうかもしれないですね。
●AV女優さんのお仕事②アイドル活動
イベント以外で増えているのが、AV女優さんによるアイドル活動のお仕事です。
地上波で冠番組を持つなど、大成功した「恵比寿マスカッツ」は、2008年から現在まで活動を続けるアイドルユニットで、常に人気AV女優さんをメンバーに加えていることもあって、AV女優さんにとって憧れの存在ともなっています。
「恵比寿マスカッツを見て、AV女優になりました」と言う女の子も増えているくらい、大きな影響力を持ったユニットですね。
「恵比寿マスカッツ」の他にも、代表的なアイドルユニットとしては「マシュマロ3D＋」「原宿☆バンビーナ」などがあります。
また個人でアイドル活動をして、CDを発売しているAV女優さんも。
他のアイドルユニットも出演するような、大規模なアイドルフェスにこういったAV女優アイドルが出演することも増えてきており、AV女優さんがアイドル活動をすることはまったく珍しいことではなくなった、と言えるでしょう。
新型コロナウイルスが流行してからは、実際に多くのお客さんを集めるイベントやアイドルユニットのライブなどはおこなわれることが少なくなりましたが、そのぶんインターネットを使ったオンラインイベントなどが増えてきています。
またYouTubeやTwitterなど、SNSを使って情報を発信するのも、AV女優さんとして注目を集めるための大事な仕事のひとつとなっていますね。
グラビア撮影や撮影会などヌードになる場合もあるお仕事もアリ
●AV女優さんのお仕事③グラビア撮影
AV女優さんは他の人に裸を見せるお仕事である以上、AVの撮影以外でもヌードになるお仕事も当然あります。
代表的なところでは、写真集などのヌードグラビア撮影でしょう。
写真集を出版するには当然お金も時間も必要になりますので、出版社は当然売り上げが予測できる人気女優にオファーを出します。
写真集を出すのは、人気AV女優さんとしてのステータス、とも言えるでしょう。
また写真集とは少し違いますが、AV女優さんをモデルとした「ヌードポーズ集」が発売されることも増えています。
かつてはアダルト雑誌や写真週刊誌などのヌードグラビア撮影も多かったのですが、現在は雑誌自体が少なくなり、またヌードグラビアを掲載するとしても、メーカーから写真素材を提供してもらって掲載する雑誌がほとんどとなっています。
そのため、雑誌の撮り下ろしヌードグラビアは、今ではほとんどなくなってしまったレアなお仕事と言えるでしょう。
●AV女優さんのお仕事④撮影会
グラビア撮影の他に人前でヌードとなるお仕事としては、撮影会があります。
ファンなどのアマチュアカメラマンを集めて撮影してもらうイベントであり、大勢のカメラマンが一度に撮影する「団体撮影会」と、ひとりずつ時間を取って1対1で撮影する「個人撮影会」があります。
撮影会の場合は、必ずヌードになるわけではなく、普段着や下着、水着の場合もあれば、コスプレ衣装の場合も。
ヌード撮影がOKかNGか、またカメラマンが指示するポーズにNGを付けるかなども、AV女優の判断でおこなえますし、カメラマンからのタッチはNGですので、女の子にとっても安心な部分が多いお仕事ですね。
「裸になるのはちょっと……」「ファンと2人きりだとプレッシャーがすごくて……」なんて場合は、ヌードなしの団体撮影会からチャレンジするのもアリでしょう。
ただしもちろんファンとしては「ヌードありの個人撮影会」が一番うれしい、と考えている人が多いでしょうから、慣れてきたら少しずつ制限を解禁していくのも良い判断と言えますね。
●AV女優のお仕事⑤ピンク映画・Vシネマへの出演
一時期より撮影本数は減少していますが、成人向けのピンク映画や濡れ場のあるVシネマへの出演も、AV女優へのオファーが多いお仕事です。
濡れ場と言ってもAVのような本格的なものではなく、ソフトなものが多いのですが、それだけに出演料は少し安めなことが多くなっています。
さらにストーリーを重視するため、本格的なドラマ部分の撮影なども必要となりますので、演技が苦手な女の子には少し難しい撮影と言えますね。
しかし本格的な演技にチャレンジしてみたい、という女の子にとっては非常に魅力的なお仕事でもあり、実際にピンク映画やVシネマで演技の魅力に目覚め、AV女優を引退してから本格的に女優として演技中心に芸能活動を始める女の子もいます。
まとめ
現在ではAV女優さんとしてチャレンジできるお仕事は、以前より確実に幅が広くなってきている、と言えます。
今回紹介したお仕事以外にも、小説やコラムの執筆、イラスト制作、ラジオパーソナリティや報道バラエティのコメンテーターなど、ひとりひとりの才能を活かしたお仕事に携われる機会は多くなっていますね。
逆に言えば、現在はすでに「お仕事がAV出演のみでは、AV女優さんとしてなかなか生き残れない」という状況になってきているのかもしれません。
しかし自分ひとりで「あれがしたい、これをやってみたい」と考えていても、実際に挑戦してお仕事にできるかと言うと、なかなか難しい部分があります。
今からAV女優さんとしてデビューすることを考えているのなら、ちゃんと所属する女優ひとりひとりのことを考えて、チャレンジしてみたいことの実現に協力してくれるようなプロダクションを選ぶのが重要です。
あらかじめプロダクションのホームページで、所属する女の子にAV以外で活躍している子がいるかなどを調べてみると良いでしょう。
もし自分がチャレンジしてみたい世界で活躍している女の子がいるなら、そのプロダクションは夢の実現に協力してくれるかもしれませんよ！
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