「春になると花粉症が発症して、目はかゆいしクシャミは出るし、もう大変!」
そんな女の子も多いのではないでしょうか。
この花粉症がなぜ起こるかと言うと、花粉が体内に入ることによってアレルギー反応が起きてしまうためです。
そのため、花粉アレルギーを持っていない人はまったく平気なのに、花粉症の人は激しい症状が出てります……というわけですね。
そしてこのアレルギー、けっして花粉症を引き起こすだけのものではありません。
人によっては、さまざまなものがアレルギーの原因となってしまいます。
なかには、AV女優さんとして活動するうえで、大きな障害となるようなアレルギーも存在しているんです。
そこで今回は、AV女優さんが注意するべきさまざまなアレルギーと、もしそういったアレルギーが発症してしまったらどう対応するべきか、についてご紹介します。
AV女優さんとして活動するならこんなアレルギーにご注意!
アレルギーを引き起こす原因のことを「アレルゲン(抗原)」を呼びます。
さらにこのアレルゲンは、呼吸などで体内に入ることでアレルギー反応を起こす「吸入性アレルゲン」、肌に触れることでアレルギー反応を起こす「接触性アレルゲン」、飲食によってアレルギー反応を起こす「食物性アレルゲン」の3種類に分類されています。
そして、人によってはなにがアレルゲンになるのかがはっきりせず、しかも「前日まで平気だったのに、突然アレルギー反応が起こるようになった」のようにいきなり発症することもあるのが厄介なところ、と言えるでしょう。
それでは、AV女優さんが注意するべきアレルギーについて、ご紹介していきます。
①食べ物系のアレルギー
AVの撮影では、ほとんどの場合がAVメーカーのスタッフが発注してくれたお弁当で食事を済ませます。
もし食べ物系のアレルギーを持っているのであれば、お弁当に入っているおかずには注意するようにしましょう。
よくエビやカニなどが食べられない「甲殻類アレルギー」や、蕎麦に反応する「蕎麦アレルギー」などがありますが、これらはお弁当に入っていたとしてもまだわかりやすい部類。
一般的に使われやすい「卵アレルギー」や「牛乳アレルギー」などがある場合は、おかずに使われていることも多いので、うっかり気付かず食べてしまうことも考えられますので、注意しましょう。
②ゴムアレルギー
AV女優さんがゴムアレルギーだとなにが大変か、と言えば「使えるコンドームが限られてしまう」という点。
ゴム製のコンドームを装着して挿入されてしまったら、アレルギー反応が起こってしまいます。
最近のコンドームは「ラテックス製」と書かれていることも多いのですが、このラテックスもゴムの一種なので、ゴムアレルギーを持っている場合は注意しなければなりません。
ゴムアレルギーを持っているAV女優さんは、原材料がゴムではない「ポリウレタン製」のコンドームを使ってもらうようにしましょう。
③ローションアレルギー
正確にはローションそのものではなく、ローションに含まれている成分でアレルギー反応を起こしてしまう場合があります。
ローションは身体に塗って使うことがほとんどですし、口に入る場合もありますので、基本的にはアレルギーなどが出ないように、人間の身体には悪影響のない成分で作られています。
でもだからと言って、誰もが安全に使える、というわけではありません。
特に肌が弱いAV女優さんは、防腐剤としてエタノールやパラベンといった成分が含まれているローションに触れると、アレルギー反応が出てしまう可能性もあります。
アレルギーとまではいかなくても、肌が赤く腫れたりかゆくなったり、と悪影響が出る場合がありますので、気を付けましょう。
ローション以外に、AV撮影でよく使われる「オイル」なども種類によっては肌に合わない場合がありますので、注意が必要です。
④金属アレルギー
AVの撮影では、用意された衣装を身につけることがほとんどでしょう。
そのなかで気を付けたいのが、ピアスやネックレス、指輪などのアクセサリー類です。
金属アレルギーを持ったAV女優さんが金属製のアクセサリーを身に付ければ、当然アレルギー反応を起こしてしまう場合が考えられます。
⑤精子アレルギー
え?そんなのあるの?って思うかもしれませんが、非常に珍しい例ですが、世の中には「精子アレルギー」を持つ人もいます。
精液のなかに含まれているタンパク質がアレルゲンとなってしまい、精子が肌に付いたり腟内に射精されたりすると、赤く腫れたり痒みが出たり、痛みが出たりといったアレルギー反応が起こってしまいます。
そうなると中出しAVはもちろん、ブッカケAVなどにも出演が難しくなってしまいますので、AV女優さんとして活躍するのはなかなか厳しい状態になってしまうでしょう。
AV女優さんがアレルギーを持っていた場合にできる対応方法とは?
アレルギーが発症してしまうと、肌が赤く腫れたり痒くなったり、ジンマシンが出たりといった状態になってしまいます。
AVは裸を見せるものですので、そうなったら撮影の続行はなかなか難しくなってしまうでしょう。
それ以上に、アレルギーが発症すると、ときには呼吸困難など命に関わる状態になってしまう場合もあります。
もしAV女優さんがアレルギーを持っているのであれば、できる限りの対策を取っておいたほうが良い、と言えるでしょう。
①プロダクションのマネージャーから各メーカーにアレルギーについて伝えてもらう
AV女優さんとしては、まず所属するプロダクションのマネージャーに自分の持っているアレルギーについて話して、マネージャーから各AVメーカーにアレルギーのことを伝えてもらうのが良いでしょう。
AVメーカーのスタッフさんにとって、AV女優さんが安心して撮影できる環境を整えるのは大事な仕事でもあります。
もし食べ物系のアレルギーがあるのであれば、アレルゲンを使わないようなお弁当を発注してくれるでしょうし、ゴムアレルギーがあるのであれば、ポリウレタン製のコンドームを用意してくれるはずです。
②万が一のことを考えて自分でもできる準備をしておく
プロダクションのマネージャーやAVメーカーのスタッフさんにアレルギーのことを伝えた場合でも、自分でもできる限りの準備をしておくことが大切です。
たとえばゴムアレルギーであれば、撮影用の荷物にポリウレタン製のコンドームを何個か入れておくとか、金属アレルギーがあるなら非金属製のアクセサリーを準備しておくとか、万が一のときに対応できるような準備をしておくと、より安心してAVの撮影に参加できます。
食べ物系のアレルギーがたくさんあるのであれば、お弁当を自分で用意する、なんてのもアリでしょう。
最終的に「自分の身体は自分で守る」という意識は持っておいたほうが、より安心できるでしょう。
③肌が弱いならローションやオイルなどは使えないものを申し出ておく
もしローションやオイルなどを撮影で使って、肌に悪影響が出た場合は、ちゃんとその銘柄を覚えておくべきです。
「肌にトラブルが起きるので、このローションやオイルは使わないでください」とAVメーカーに伝えられれば、他のローションやオイルをあらかじめ準備しておいてくれるはずです。
ただし別の銘柄のローションやオイルでも、含まれている成分が同じであれば肌に悪影響が出てしまうことも考えられます。
そういった場合に備えて、ちゃんと自分が使っても問題のないかローションやオイルを実際に使ってみて、OKだった銘柄を伝えておくのも大切になります。
まとめ
アレルギーの難しいところは、うっかりアレルゲンを取り込んでしまう可能性が誰にでもある、という点です。
もし自分がアレルギーを持っているのであれば、ちゃんとプロダクションのマネージャーに話して各メーカーに対応してもらう、さらに自分でもできることをやっておく、というのが、アレルギーに対する対応方法と言えます。
あくまでも「自分の身体は自分で守る」ことを考えて、安心してAV女優さんとしての活動ができるようにしてもらいましょう。
そのためには、遠慮せずにプロダクションのマネージャーをはじめとする、スタッフに頼るべきです。
アレルギー反応が出てしまって自分も大変な思いをする、他の人にも心配をかけてしまうよりは、あらかじめ周りの人間に頼って一緒に対策をしてもらうようにしましょう!