重い生理でツラいAV女優さんは「低用量ピル」の使用を考えてみよう!ジェネリック薬品で費用負担も軽くなる!

重い生理でツラいAV女優さんは「低用量ピル」の使用を考えてみよう!ジェネリック薬品で費用負担も軽くなる!

女の子にとって、月に一度のお悩みとなりやすいのが生理の問題。

生理のときの体調には個人差があるため「生理でも全然問題ありません、普段どおりに過ごせます」という女の子もいれば「ツラすぎてずっと寝ていたい……」なんて女の子もいますよね。

特にAV女優さんにとっては、生理のせいで体調が悪くなってしまうとイベント出演や取材のお仕事にも影響が出てしまいますし、そもそも血がアソコから流れ出てしまうわけですから、AV撮影のお仕事が入っていると体調不良と生理の血でちょっと面倒なことになってしまいがちです。

アソコから血が出てしまうのは、海綿などを使うことである程度はカバーできますが、体調不良はかなりAVに出演時のテンションに影響を与えるため、できれば生理のときにはAV撮影のお仕事は入れないほうが無難でしょう。

……とは言っても、生理のことを考えて撮影のスケジュールを組んだとしても、生理のタイミングがズレてしまって「こんなはずじゃ……」となってしまう場合も少なくありません。

そういった生理の問題に悩まされているAV女優さんにおすすめしたいのが「低用量ピル」の使用です。

低用量ピルを使用すると生理不順が改善する!生理痛などの体調不良にも効果がある!

「ピル」と聞くと、反射的に「避妊用」のワードが脳内に思い浮かぶ女の子も多いかもしれません。

しかしピル、特に低用量ピルは、避妊だけではなく生理のお悩みを解決するための治療薬としても利用されているのです。

では低用量ピルがなぜ生理にさまざまな効果を発揮するのか、その仕組みを解説しましょう。

○低用量ピルには女性ホルモンが合成されているので生理の周期をコントロールできる

女の子の身体に生理が起こるのは、体内の女性ホルモンが関係しています。

特に「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類の女性ホルモンが生理には大きく関係しており、低用量ピルにはこれらの女性ホルモンが合成されているのです。

低用量ピルは、生理周期である28日分に合わせて「21錠シート」か「28錠シート」で使用するケースが多くなっています。

21錠シートであれば7日間は低用量ピルを飲まない期間が続きますので、この「休薬期間」に生理が来るようにコントロールできます。

では28錠シートであれば、毎日ピルを服用するため生理が来ない……と思われがちですが、実はそうではありません。

28錠シートのうち7錠は、女性ホルモンが合成されていない「偽薬」となっているため、結局21錠シートと同じく7日間の休薬期間があるのです。

その休薬期間中に生理は来ますので、どちらにしても完全に生理を止めるわけではありませんが、生理のタイミングがわかりやすくなるためお仕事の予定は組みやすくなりますね。

○生理で出る経血の量が少なくなる

生理が始まると、女の子によっては大量に生理による出血(経血)が出てしまい、その処理に苦労することになります。

その点、低用量ピルを服用していると、経血の原因となる子宮の内膜が厚くなることを防げるため、全体的に出血の量が減るのです。

○生理痛が改善する

生理痛に悩まされる女の子は多いのですが、低用量ピルを服用するとこのツラい生理痛の改善も見込めます。

生理痛が起こる原因は、女性ホルモンである「プロゲステロン」の分泌量が多いため。

「プロゲステロン」の働きによって、経血を排出するために子宮が収縮するのですが、このとき「プロゲステロン」の分泌量が多いと必要以上に子宮を収縮させてしまうため、それがツラい生理痛の原因となるのです。

低用量ピルを飲むと「プロゲステロン」の分泌量が抑えられるため、生理痛が改善するのです。

低用量ピルにはさまざまな種類が存在する!ジェネリック薬品を利用すれば費用面はかなり抑えられるメリットが

低用量ピルと一口に言っても、その種類は1種類だけではありません。

複数の種類が存在することも、知識として覚えておいても損はないでしょう。

○低用量ピルには第一世代から第四世代まで存在する

医療技術は、年々進歩していくものです。

低用量ピルにもその進歩に合わせるように、現在のところ第一世代から第四世代まで、4種類が存在しています。

世代による大きな違いは、配合されている女性ホルモンの種類の違いや、低用量ピルの服用の仕方などが挙げられます。

「第一世代は古いからダメ、第四世代が新しいからオススメ」と単純に言えるものではなく、低用量ピルを服用することでどのような効果を期待するか、といった点も考慮して、お医者さんと相談して決めると良いでしょう。

○第四世代の低用量ピルは「生理に関するトラブル」の改善のために処方されている

第四世代のピルは「超低用量ピル」とも呼ばれています。

避妊効果が期待できる最低限のホルモン配合量で製造されており、その他の世代の低用量ピルに含まれていた男性ホルモンが配合されていない点が特徴となります。

これらの理由から副作用が起こりにくいのがメリットとされていますが、その一方で「避妊を目的とした処方」はされない点があります。

単純に生理のお悩みを改善したい女の子にはありがたいかもしれませんが、もし「AVの撮影で中出し作品を撮影したいから、避妊効果もないと困る!」なんてAV女優さんの場合は、ちょっとオススメできない部分もありますね。

○第四世代の低用量ピルにもジェネリック薬品が登場して低価格で入手可能になった

純粋に「生理の悩みを改善したい」という女の子は、第四世代の低用量ピルが副作用が少ない点も含めて利用するケースが多い傾向にあります。

ただ難点として、第四世代の低用量ピルは「薬代が高めになってしまう」というデメリットが存在していました。

第一世代~第三世代の低用量ピルには、後発医薬品と呼ばれる「ジェネリック薬品」が存在していたので、そちらを選べば薬代は比較的抑えられましたが、ジェネリック薬品が存在していない第四世代の低用量ピルはそうはいかなかったのです。

しかしその問題も、2022年6月17日に第四世代低用量ピルのジェネリック薬品「ドロエチ」が発売されるようになり、解決されたと言えます。

低用量ピルは生理によってツラい思いをしている女の子にとっては非常にありがたい存在ですが、飲み続けることによってかなりのお金が必要になってしまうのが欠点でしたので、それが解決されたのは良いことですよね。

まとめ

生理の問題は、軽い女の子にとってはなんでもなくても重い女の子にとっては非常にツラいものでした。

しかしこの「生理の軽い、重い」は生まれつきの体質的な部分が大きかったので、生理が重い女の子は非常に理不尽な思いもしてきたでしょう。

低用量ピルの服用によって、生理のツラさに悩んできた女の子が少しでも減り、毎日元気にAV女優さんとして活動できるのは非常に素晴らしいことですよね!

ただし低用量ピルを服用する場合、多かれ少なかれ副作用が出る可能性があります。

また自分の身体や症状に合った低用量ピルを服用しないと、しっかりと効果が発揮されないかもしれません。

生理のツラさに悩んでいる女の子は、まずちゃんと婦人科のお医者さんの診察を受け、自分に合った低用量ピルを処方してもらうようにしましょう。

「診察を受けるのが面倒」なんて理由で、他人からもらった薬を服用したり、個人輸入などで入手した低用量ピルを服用したりすると、効果が出ないどころか健康被害を受ける可能性も否定できません。

薬はしっかりと専門のお医者さんに診察してもらって処方されたものを服用し、もしなにかトラブルが起こったらすぐに相談できるようにしておくことをオススメします!