「元芸能人」がAVデビューする理由とは?メリットばかりではなくデメリットもある

「元芸能人」がAVデビューする理由とは?メリットばかりではなくデメリットもある

元タレント

現在では「元芸能人」の肩書でAVデビューする女の子は、けっして珍しい存在ではなくなりました。

珍しい存在ではなくなったと言っても、肩書として「芸能人」の文字があったら注目を浴びるのは間違いありません。

ただし「元芸能人」と言っても、誰もが知るような人気アイドルやグラドルだけでなく、アイドルやグラドルとしてはあまり芽が出なかった女の子や声優、地下アイドルなど少々マニアックなファン層の女の子など、その範囲は非常に広いのが現実です。

「元芸能人」としてAVデビューしたとしても、AVファンからは「……誰?」と思われてしまうケースも多く、必ずしも「元芸能人」AV女優がが特別な存在ではなくなってきた、とも言えるでしょう。

しかし「元芸能人」AV女優はどの女の子も、それぞれの世界で頑張ってきた女の子たちばかりであるのは間違いありません。

そんな女の子たちが、どうしてAVの世界に飛び込んできたのかは、多くの人にとって気になる部分でしょう。

そこで今回は、なぜ「元芸能人」がAVデビューするのか、その理由とメリットやデメリットをご紹介します。

「元芸能人」がAVデビューする理由とメリットとは?注目度はバッチリで人気AV女優への道も!

「元芸能人」の女の子がAVデビューする理由としては、次の3つの理由が考えられます。

もちろんすべての女の子に当てはまるものではありませんが、これらの理由が大きなものとはなっているでしょう。

①知名度があるため最初から人気と売り上げが期待できる

「元芸能人」のAV女優は、当然ながらそれまでの芸能人としての活動を通してのファンもいるなど、もともと高い知名度があるケースが多くなります。

そういった「もともとのファン」をAVデビュー時から獲得できるのに加えて、元芸能人とのことで注目も浴びやすい、つまり「元芸能人がAVデビューするなら、ちょっと見てみようかな」といったファン層も獲得しやすいわけです。

言ってみれば、ゼロからAV女優としてスタートする女の子に比べて、元芸能人の女の子はスタート地点がよりゴールに近い位置にある、シード権を与えられているようなものです。

つまりスタートダッシュに成功しやすく、その勢いのまま一気に人気AV女優への道を駆け上がれる可能性が高くなるわけですね。

またアイドルやグラドルとして活躍していた女の子の場合、自分が「どう撮影されればより魅力的に見えるか」「男性にアピールできる仕草や方法とはなにか」をもともと身につけている点も、AV女優として成功しやすくなるポイントでしょう。

②生活レベルを落とさないで暮らしを継続できる

もともと芸能人として活躍していた女の子の場合、一般的なお仕事に就いている人に比べて収入が多く、豪勢な生活を送っていたケースも考えられます。

それがだんだん人気や収入が落ちてくると、当然生活レベルもそれに見合ったものに修正していかなければなりません。

しかしこれは言うのは簡単ですが、実践するとなるとなかなか難しいのも事実です。

生活レベルを収入に合わせられず、借金を抱えることになってしまう「元売れっ子芸能人」も少なくありません。

そんななか、AV女優として成功すれば、高収入を得てそれまでの生活レベルを下げずに暮らしていける、と考える女の子もいます。

「元芸能人」ならば、メーカー専属の単体女優としてもデビューしやすく、出演料も高めになるので、AVデビューを決意する理由にもなりがちです。

③好奇心や自己顕示欲を満たせる

「元芸能人」としてAVデビューする女の子のなかには、自分の好奇心を満たすためややりたいことをやって自己顕示欲を満たすためにデビューするケースもあります。

「とにかく面白そうなことがしたい!」「人前に立てるお仕事をしたい!」などの理由でお仕事を選んでいるのであり、それがアイドルでもAV女優でもあまり関係ない、と考えるようなタイプの女の子ですね。

近年ではAV女優として人気が出れば、歌手活動などアイドル的な活動をするケースも増えているため、アイドルとしては成功できずに満たせなかった自己顕示欲をAV女優として満たしたい、と考えてAVデビューする場合も多いようです。

「元芸能人」がAVデビューするデメリット!精神的なダメージを受けるケースも!

「元芸能人」としてAVデビューするのは、メリットが多いようですがデメリットもゼロではありません。

むしろ「元芸能人」としての肩書が、AVデビューする際の負担になってしまうケースも考えられます。

①「元芸能人」だからと言ってAV女優として成功するとは限らない

これは当然の話ですが、たとえ「元芸能人」の肩書がついたとしても、AV女優として確実に成功できるわけではありません。

そもそも近年では、ルックスの良い女の子が自分から希望してAVデビューするケースも増えてきており、肩書としての「元芸能人」の優位性は下がってきている、と言えるでしょう。

もちろん人気アイドルやグラドルがAVデビューすれば大きな注目を集めて成功する確率は高いでしょうが、そういった大物がデビューするケースはさすがに多くはありません。

だからこそ「元芸能人」の肩書の希少性がアップするわけで、悪く言えばあまり知名度のない「元芸能人」AV女優のスタートラインは、ほかのAV女優とあまり変わらないわけです。

②家族や知人にAVデビューを隠しにくい

「元芸能人」AV女優は、プロダクションやAVメーカーから期待されるだけあって、宣伝も大規模にされがちです。

とくに有名で人気のある「元芸能人」がAVデビューする際は、一般マスコミも巻き込んだ騒ぎになってしまって、AVデビューの事実が広く知られてしまいます。

大きな騒ぎになれば当然、家族や友人知人にもAVデビューが知られやすくなるわけですから、なかなか「内緒でAVデビューする」なんてわけにはいかないでしょう。

③「AV落ち」などと言われ誹謗中傷の的になるケースも

芸能界で活動してきた女の子がAVデビューすることになると、それを「AV落ち」などと表現される場合があります。

残念ながら「元芸能人」AV女優は「アイドルやグラドルとして売れなくなったからAVデビューした」と見られてしまうものです。

場合によっては、あることないことを面白おかしく書き立てられたり、SNS上で誹謗中傷のターゲットにされたりするケースも少なくありません。

そういった状態が続くことで、精神的なダメージを受けてしまってAV女優を引退してしまう場合も。

「元芸能人」の肩書は、良くも悪くも注目を集めるもの、と言えます。

まとめ

ときどき「元芸能人」AV女優に対して「元芸能人なんだから、AV女優として売れて当然」といった発言がされます。

しかし実際には、すべての「元芸能人」AV女優が成功しているわけではなく、AVデビューしたもの鳴かず飛ばずでそのまま引退、なんて「元芸能人」女優もやまほど存在しているわけです。

そもそも考えなければならないのは「たとえAVデビュー作を話題性で買ったからと言って、そのままその後発売されるAVを買い続ける理由にはならない」という点です。

単なる話題性でAVデビューしたような「元芸能人」は、最初は売れても2本目、3本目と発売していくうちにどんどん売り上げは落ちていくものです。

そういった意味で「元芸能人」AV女優として売れ続けるには、ほかの女の子と同じくらい、それ以上の「AV女優として」の努力や工夫が必要になる、と言えます。

AVファンは、話題性だけで作品を買い続けてくれるような甘い存在ではありません。

「元芸能人」AV女優も、そういった肩書がないAV女優も、究極的には全員同じ場所で競い合っているわけで、売れるか売れないかは本人の努力や工夫が重要になるのが、AV業界の厳しくも面白いところだと言えるでしょう。