電車にバスにコンビニに……超有名な「例のプール」も!AV撮影ができるスタジオはバラエティ豊か!

例のプール

AVには、さまざまな舞台が登場します。

 

一軒家やかわいらしいベッドルームはもちろん、会社のオフィスや病院の病室、コンビニ店内などの建物系、電車やバスの中など、その舞台は実にさまざま。

 

なかには温泉旅館とか、大きな室内プールなんて豪華な場所もAVに使われていますよね。

 

一軒家やベッドルームなんかは「そういうスタジオなんだろうな」とわかるでしょうが、電車やバス、コンビニみたいな場所が舞台のAVを見て「まさか本当に、電車やバスの中で撮影しているんじゃ……」なんて不安に思う人もいるかもしれません。

 

でも心配は無用です。

 

日本にはどんなAVでも撮影ができるように、さまざまなスタジオがそろっているんですよ!

 

さらにメーカーによっては、独自の努力でAV撮影のシチュエーションを工夫している場合もあります。

 

そこで今回は、AVに登場する有名なスタジオや、思わず「こんな場所まで!?」とびっくりしてしまうようなスタジオをご紹介しちゃいます!

AV女優さんではなくスタジオが一冊の本になる場合も!ファンにとって親しみ深いスタジオもたくさん

本

さまざまなAVを見ているファンにとって「またこの男優さんが出ているのか」をいう感想を抱くのは「AVあるある」とも言える現象です。

 

それと同時に「またこの場所で撮影したのか」と、AVのスタジオについても詳しくなるのも「AVあるある」のひとつ。

 

なかにはAVメーカーで働くスタッフ以上に、どこにどんなスタジオがあるのかを知っているマニアな人もいるんです。

 

AV女優さんも、AV業界で働く以上はどんなスタジオがあるのか、知識として頭に入れておくのは大事なことですよ。

 

AV業界ではどんなスタジオが使われているのか、ご紹介しましょう。

 

①プール

例のプール

大きな室内プールを備えた豪華なスタジオです。

 

新宿某所のビルにあるスタジオで、数多くのAVに登場するうえに特長的な窓のデザインが印象に残りやすいため、AVファンの間では有名。

 

またテレビ番組で芸人さんなどが話題にすることもあり、AVを普段見ないような層にも「例のプールと言えばAVスタジオ」という知識が植え付けられているほどです。

 

『例のプール』という本が発売されているほどで、おそらく日本一有名なAVスタジオと言えるでしょう。

 

②コンビニ

コンビニを舞台にしたAVも数多く見られますが、もちろん実際のコンビニを使って撮影しているわけではなく、スタジオを利用しています。

 

外観はもちろん、店内の商品などもしっかり現実のコンビニに近付けてありますので、リアルな撮影ができると評判。

 

こちらもファンの間では有名で「例のコンビニ」と呼ばれています。

 

③バス・電車

 

痴漢AVなどには必須とも言えるのが、バスや電車といったシチュエーション。

 

これらも実際に走っているバスや電車を利用しているわけはなく、ちゃんと車内を再現したスタジオがあるのでそちらを利用して撮影をしています。

 

ただしリアリティを出すため、編集で実際の駅やホームの映像を合わせて、まるで本当の電車内で痴漢AVを撮影しているように見せかけるテクニックが使われることも。

 

またこだわりのあるメーカーでは、メーカーが所有するバスを実際に走らせて、その車内で撮影をおこなう場合もあります。

 

④温泉旅館・病院・学校

学校

 

温泉旅館や病院、学校を舞台にしているAVも多くあります。

 

セットとは思えないようなリアルさがあって、スタジオを使って撮影している、と言われても信じられない人もいるかもしれません。

 

もちろんスタジオにリアルな病室や教室を再現している場合もありますが、実はこういった温泉旅館や病院、学校は、かつて実際に営業していた施設をスタジオ運営会社が買い取って、スタジオとして貸し出している場合もあるんです。

 

そのためリアルなAVの撮影ができるわけですね。

 

かつてはAV業界にはスタジオを使わない「ゲリラ撮影」が存在していたが今はほぼ皆無に

現在でこそ、AVの撮影にはほぼ100%スタジオが使われていますが、かつてはスタジオを使わず、街の中で無許可で撮影をおこなう「ゲリラ撮影」といったものが存在していました。

 

一応は人には見つからないような場所での撮影ですが、周囲にはなにも知らない一般人がいるわけですし、ビルの死角などで撮影したとしても、警備員などに見つかる可能性があります。

 

見つかってしまったら、わいせつ物陳列罪や迷惑防止条例などで警察が出動してくる可能性もありますから、リスクが高い撮影法であるためか、現在ではまず見られなくなりました。

 

業界で働くAV女優さんとしては、安心できる点だと言えるでしょう。

 

またAV女優さんが安心して撮影できるポイントとして、次のような点も挙げられます。

 

①野外露出AVなどは貸し切りのスタジオを使用するケースが増えた

野外露出AVは、誰かに見られるかもしれないドキドキ感も重要となりますが、この「誰かに見られるかもしれない状況でのAV撮影」は、違法性を問われる可能性があります。

 

現実に、最終的には不起訴処分となったものの、キャンプ場を借り切っておこなわれたAV撮影で監督やスタッフ、出演者が書類送検されたケースも。

 

そういったことにならないように、現在では貸し切りのスタジオで、誰にも見られないような状況で露出AVの撮影をする場合が増えています。

 

ただし住宅街などのスタジオでは、いくら広い庭があっても近所の目がありますので、露出AVの撮影のためには周囲に人家などがない、地方のスタジオへ行くことも。

 

体力的には少し大変かもしれません。

 

②マジックミラー号など露出感はあるけれども合法のスタジオも

 

企画モノのAVとして、非常に有名な作品に「マジックミラー号」シリーズがあります。

 

こちらは「内側からは外の風景が見えるけれど、外側からは中の様子は見えない」マジックミラーの特性を活かし、合法的に露出感を出せるのが人気のポイントとなっています。

 

マジックミラー号は実際に車両として街の中を走れる移動式スタジオですので、イベントなどで貸し出される場合もあり、より親しみのあるファンも多いのではないでしょうか。

 

ただしこのマジックミラー号、昼間は問題ないのですが、夜になると光の関係で中の様子が外から見えてしまいます。

 

そのため夜の撮影ではマジックミラー部分にカーテンが引かれ、他のスタジオと変わらなくなってしまうのがちょっと残念なところです。

 

③無名メーカーのなかにはムチャなゲリラ撮影をする場合も

 

名前の知られている大手のメーカーであれば、ゲリラ撮影などはリスクを考えておこなうことはありません。

しかし無名の小さなメーカーの場合は「捕まらなきゃいい」と考えて、ムチャなゲリラ撮影をおこなうケースがまだあるようです。

しっかりしたプロダクションであれば、そういったメーカーのお仕事を持ってくることはないでしょうから、変なトラブルに巻き込まれないためにも所属するプロダクション選びは重要、と言えます。

まとめ

木下ひまり

AV業界は、本来秘められた性行為を見せるのがお仕事の業界です。

 

そのため社会的には厳しい目を向けられることもありますが、ちゃんとしたメーカーやプロダクションであれば、そういったリスクをしっかり考えて、トラブルが起きないような撮影を心がけています。

 

特にAV女優さんへの出演強要問題以来、AV人権倫理機構による適正AVの設定など、社会的に問題のないAV制作が重要視されるようになっています。

 

もし出演の際に心配な点があるならば、事前にしっかりマネージャーに相談できて、対応してもらえるようなプロダクションに所属するのは、AV女優さんが自分の身を守るためにも大事なポイントとなることを忘れないようにしてくださいね!

AVデビュー前には不安な点も多いでしょうが、それを乗り越えて人気AV女優さんとして活躍できるように、プロダクションやメーカーと一緒に頑張っていきましょう!

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