女の子であれば、ある程度はファッションに対して興味がある、という子が多いのではないでしょうか。
とは言っても、その興味のレベルは女の子によってさまざま。
常にファッションに関する情報を集め、最先端の洋服やアクセサリーなどを集めている子もいれば、人前に出て恥ずかしくない程度で……なんて子もいるでしょう。
ただしAV女優さんとして活躍するつもりだったら、ファッションセンスは磨いておいて損はありません。
ファッションセンスを磨いておけば、現役中はもちろん、引退後にも役に立つ可能性があるからです。
そこで今回は、AV女優さんがファッションセンスを磨いておくべき理由について、ご紹介します。
AVの撮影では基本的にAV女優さんの衣装はメーカーに用意してもらえる!
AV女優さんにとっては、ヌードがなによりも重要……それは確かに真実ではありますが、だからと言ってAV女優さんはずっとヌードでいるわけではありません。
確かにAVのなかには「最初から最後までヌード」なんて作品もあるかもしれませんが、そんな作品はごく一部、マニアックな部類に入ります。
少なくともオープニングくらいは普通に服を着て撮影するでしょうし、ドラマAVだったら着衣の時間はさらに多くなります。
とは言っても、AVの撮影ではメーカーが下着も含めて衣装を用意してくれている場合がほとんど。
着ている服、特に下着は撮影内容によっては濡れたり汚れたりする可能性がありますので、AV女優さん個人の洋服で撮影することはまずありません。
またこの「衣装をメーカーで用意する」のには、もうひとつの理由があります。
それは「撮影で使用した衣装をオークションで売る」というシステムが存在するため。
AV販売の最大手サイトと言える「FANZA」では「FANZAアダルトオークション」という名称で、さまざまなAV女優さんが着用した下着や撮影で使用した衣装を販売しています。
他にもそういったオークションサイトは存在していますし、メーカーの公式サイトでも同様のオークションがおこなわれている場合もあります。
AV女優さんの私服をそういったオークションに出すわけにはいきませんので、撮影で使用する衣装はメーカーが用意して回収するんですね。
FANZAオークションのURLはこちら
https://www.dmm.co.jp/auction/-/list/=/category_id=3/holder_id=av_actress/keyword=all/sort=date/
AV女優さんが自分で衣装を用意しなければならない場合もある
基本的に、AV女優さんが着用する衣装はメーカーが用意してくれるもの。
「あれ、じゃあ個人のファッションセンスなんて、関係ないんじゃない?」
そう思うかもしれませんね。
ただし「基本的に」と付けたように、AV女優さんが仕事で着る服を自分で用意しなければならない場合もあります。
①企画AVに出演する場合
企画女優さんの場合、ナンパAVなど「素人設定」の場合は、女優さんの私服で撮影するケースもあります。
その場合はあらかじめ、メーカーからプロダクションに対して「主婦っぽい格好で」とか「大学生っぽい感じで」など依頼がされ、プロダクションのスタッフからAV女優さんに伝えられます。
撮影現場に「わざとらしくなく、それっぽい」私服を用意していけるかは、かなり大事。
単純に「かわいらしい服」「セクシーな服」というわけではないため、AV女優さん個人のファッションセンスが大切になるわけですね。
もし「これで大丈夫かな?」と迷った場合は、早めに当日着ていく服を考えて、プロダクションのスタッフに確認してもらうと良いでしょう。
②イベントに出演する場合
DVDの発売イベントやトークイベントなど、人気AV女優さんになればさまざまなイベントに出演するのも大切な仕事です。
こういったイベントでは、衣装を用意してもらえる場合もあれば私服で出演する場合もあります。
DVDの発売イベントは基本的にメーカーが主催で、撮影会などもある場合があるので衣装を用意してもらえることもありますが、基本的にはイベントには私服で出演するケースが多いようですね。
そのためイベントに来てくれたファンが喜んでくれるような服を考えて着ていかなければならないので、ファッションセンスが試されるわけです。
③取材を受ける場合
雑誌や新聞、WEBニュースサイトなど、取材を受けるときも基本的には私服で受けることになります。
取材ではインタビュー形式で話を聞かれる場合がほとんどで、掲載するときのために写真は必ずと言って良いほど撮影されます。
撮影された写真は当然、多くのファンが目にしますので、私服のセンスが試されるわけですね。
ちなみにこういう取材で、某ディ○ニーのような有名キャラクターなどが描いてある服を着て行ってしまうと、写真を撮るときに困ったことになってしまうので、注意しましょう。
AV女優さんが引退後もファッションセンスが活かせる場合とは?
AV女優さんは、現役中も意外とファッションセンスが必要なケースが多いことは、ご理解いただけたのではないでしょうか。
では現役を引退したあとでも、ファッションセンスが活かせるのはどんな場合なのか、ご紹介しましょう。
①アパレルブランドを立ち上げる
ファッションセンスを活かして、AV引退後に自分のアパレルブランドを立ち上げられるケースもあります。
もちろん、それにはファッションセンスだけではなく現役時代から高い人気と知名度が必要になりますので、誰にでもできることではありません。
でも「元AV女優」の肩書を使わなくても、ファッションセンスがあればアパレル業界で活躍できるでしょうし、ブランドを立ち上げるチャンスもゼロではないでしょう。
またブランドを立ち上げるまでは行かなくても、人気AV女優さんであれば有名ブランドから商品プロデュースの依頼が来るかもしれませんよ。
②スタイリストとしてAV業界で働く
AVの撮影で使う衣装は、基本的にメーカーが用意するもの、と先にご紹介しました。
ではその衣装を実際に準備する人は誰か?と言うと、2つのパターンがあります。
まずはメーカーのスタッフが準備する場合。
作品を担当する監督さんやADさんが準備する、または大手メーカーでは「衣装部」があって、そこのスタッフさんが準備する場合もあります。
もうひとつが、外注のスタイリストさんが準備する場合です。
メーカーから「こんな衣装を」とイメージを伝えられたスタイリストさんが衣装を準備するわけですね。
仕事柄、ファッションセンスが問われるのは当たり前ですが、元AV女優さんとして活動していたスタイリストさんだとメーカーがどういった衣装を必要としているのかが掴みやすいため、メーカーも安心して仕事を依頼できるメリットがあります。
メイクもできる「メイク兼スタイリスト」として、AV業界で働いている元AV女優さんは実際に何人もいるんですよ。
まとめ
AV女優さんにとって、ファッションセンスは現役中だけではなく、引退してからも役に立つ可能性があります。
特に現在では、SNSなどでプライベートの写真をアップする機会も増えていますので、AV女優さんにとって私服のセンスはますます大切になっています。
もし「ちょっとファッションセンスには自信がない……」なんて女の子は、プロダクションのスタッフに相談してみたり、他の人気AV女優さんのファッションを参考にさせてもらったりすると良いでしょう。
でも「ファッションセンスがイマイチ」というのは、けっして欠点だけではありません。
「個性的なファッション」というのは、なにかしらで目立たなければならないAV業界では武器にもなる場合もあります。
なかには「私服がダサいのがかわいい」なんて理由でファンから愛されているAV女優さんもいるほどなんです。
でもそこまで到達するのもかなり難しいでしょうから、自分から狙って「ダサさ」をアピールするようなことは避けておいたほうが無難ですよ!