AV女優さんのほとんどは、どこかのプロダクションに所属してAV女優としての活動をおこなっています。
そんなプロダクションには、さまざまなスタッフが在籍しています。
経理や総務といった事務スタッフは、直接はAV女優さんのお仕事とは関係していないように思えるかもしれませんが、裏方としてAV女優さんのお仕事を支える大事な存在です。
とは言っても、実際にAV女優さんともっとも関わりが深いプロダクションのスタッフは、実際のところ「マネージャー」となるでしょう。
マネージャーと言えば、AV女優さんのスケジュールを管理したり、撮影現場へ同行したり、といったお仕事が想像されるかもしれませんが、マネージャーの仕事はそれだけではありません。
マネージャーはAV女優さんがどんなときにも安心してお仕事できるようにさまざまな気を配ってくれる、頼れる存在でもあるんです!
万が一撮影現場で事前に聞いていないプレイを求められたらマネージャーにすぐ連絡するべし!
以前のAV業界では、AV女優さんは実際に現場に行くまで「どんなAVを撮影するのか、内容を知らない」ということも多くありました。
撮影現場でも、監督が急に思いついたプレイにチャレンジしたり、追加でプ.レイを求められたり、といったケースもあったと言いますから、かなり「行き当たりばったり」な撮影であったことが想像されます。
しかし現実的に考えると、こういった撮影方法は良くありません。
AV女優さんの出演料は、そのときのプレイ内容によって変わってくるためです。
たとえば「カラミ(本番)2回、フェラ1回」という内容だったら、それに合わせた出演料が支払われます。
それが突然、撮影当日に「もう1回カラミがほしい」ということになった場合、AV女優さんとしては撮影内容について聞いていないからOKしてしまい、でも出演料はそのまま……なんてケースもあったわけです。
本来ならばカラミが増えた分、出演料を増やさなければならないのですが、そのあたりがあいまいなまま撮影されているケースが多かったわけですね。
今から考えれば、とんでもない話にしか思えません。
現在は撮影までにしっかり撮影内容をAV女優さんに説明して、どんな内容の撮影をするのか、それに合わせて「カラミが〇回でフェラが〇回」といったように、すべての内容を説明するようになっています。
AV女優さんが当日になって撮影内容を聞かされたり、知らないうちにプレイ内容が増えていたり、といったことはなくなったわけですね。
安心してAV女優さんがお仕事できる環境が整えられているわけです。
とは言っても、ときには「撮影スタッフが撮影内容を誤って伝えていた」「伝えられていたプレイの回数が違っていた」というトラブルが起こることもあります。
そういった場合、マネージャーが同行していればすぐに対応してもらえるでしょうが、必ずマネージャーが同行しているとは限りません。
そんなとき、なんとなく「それでも良いですよ」なんて言ってしまいそうになるかもしれませんが、それはNGです。
せっかくAV女優さんたちが安心してお仕事ができるルールを、破ってしまうことになるためです。
もし「撮影内容が聞いていたものと違う」などのトラブルが発生したら、すぐにマネージャーやプロダクションに連絡して事情を話し、対応してもらうようにしましょう。
その結果、撮影が中止になる可能性もありますが、AV女優さんは気にすることはありません。
トラブルが起きても、なあなあでOKにしてしまえば、せっかくのAV業界のルールが無意味なものになってしまいます。
自分だけでなく、他のたくさんのAV女優さんのためにも、ルールはしっかり守ること、なにかあったらマネージャーに連絡することを徹底してくださいね。
私生活で困ったことがあった場合もマネージャーに相談すれば解決策が得られる場合も
トラブルが起こるのは、撮影現場だけではありません。
「恋人と別れたら、ストーカーになってしまった」「ホストにハマってしまって、借金してしまった」
などなど、思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまう場合も。
こういうときはひとりで悩むよりも、マネージャーに相談してみると良いでしょう。
なぜならば、AV女優さんのなかには意外とこういうトラブルに巻き込まれてしまう女の子も多いので、対応を心得ているマネージャー、プロダクションも多いためです。
ストーカーなら警察への相談に付き添ってくれたり、自宅への送り迎えやしばらく自宅に帰らずに済むような場所を確保してくれたりするでしょう。
借金の場合は、いったんプロダクションとして立て替えて返済してくれる場合もあります。
もちろん額にもよるでしょうし、その後のお仕事の出演料からプロダクションに立て替えてもらったぶんは返済しなければなりませんので、借金がチャラになるわけではありませんが、比較的気は楽になるのではないでしょうか。
こういったトラブルにならないような私生活を送れれば一番良いのでしょうが、なかには自分のせいではなくても私生活でトラブルが起きてしまうことも考えられます。
そのままにしてトラブルが大きくなるよりも、早めにマネージャーやプロダクションに相談して解決を目指したほうが良いでしょう。
女性マネージャーも増えているのでプライベートな相談もしやすい!元AV女優のマネージャーも!
AV女優さんのマネージャーと聞くと、なんとなく男性のイメージがある人も多いかもしれません。
しかし実際には、女性のマネージャーも増えてきています。
男性マネージャーだとなんとなく気を遣ってしまって、担当しているAV女優さんに言いたいことを言えない場合もあります。
またその逆で、AV女優さんとしても男性マネージャーだと言いにくい、相談しにくいという話もあるでしょう。
その点、女性マネージャーだと同性であるという理由から、お互いに言いたいことを言える関係性を築ける場合が多くなります。
なかにはプロダクションに所属するAV女優さん全員の相談相手として、さまざまなアドバイスをしたり、ときには厳しいことを言ったりと「頼れるお姉さん」的な存在の女性マネージャーもいるんです。
なかには「もともと自分もAV女優として活動していた」という女性マネージャーもいます。
自分が実際にAV女優さんとしてのお仕事をしていたため、女の子たちの悩みなどにも気付きやすく、また的確なアドバイスもできるのが、AV女優経験のあるマネージャーの強みと言えるでしょう。
AV女優さんとしての引退が決まったら、それまで所属していたプロダクションでマネージャーになる、というのも引退後の進路のひとつになるかもしれません。
まとめ
AV女優さんにとってマネージャーは、ただ単にお仕事のスケジュールを管理してくれたり、送迎をしてくれたりする人ではありません。
困ったことが起こったらすぐに連絡をして対応してもらったり、悩みやトラブルを相談して解決に導いてくれる存在でもあります。
AV女優さんが安心してAV業界で活躍するためには、なくてはならない存在がマネージャーと言えるでしょう。
せっかくAV女優さんとして活動するのならば、楽しく活動したいですよね。
そのためには、一緒にお仕事をするマネージャーを頼りにして、信頼できる環境を整えるのが一番大事、とも言えます。
もちろん、一緒に行動していると「なんとなく性格が合わない」など、一緒に活動していけるのか不安になるときもあるかもしれません。
そんなときは不満を抱えたまま活動するのではなく、正直にマネージャー本人に話してみると良いでしょう。
一回ちゃんと話してみれば、意外とスッキリして一緒に頑張っていける、なんて場合も多いんです。
ぜひ自分に合ったプロダクションに所属して、マネージャーと協力してAV業界で楽しく活躍してくださいね!