「AV女優さんとして人気になるなら、ルックスとスタイルの良さは必須」
これはたしかに事実です。
でもけっして、ルックスやスタイルの良さだけが人気AV女優さんになるためのポイントではありません。
人間の性癖は、人によってそれぞれ違いますから、それこそ人間の数だけ性癖がある、と言えます。
そして日本のAV業界は、そういったさまざまな性癖に応えるために、非常にマニアックなジャンルのAVも制作されているんです。
もちろん犯罪に当たるようなAVはNGですが、調べてみると「いったいどんな人が興奮するんだろう?」と思えるようなAVがたくさん発売されていて、しかも意外と売れている、なんてこともあるんですね。
そういったAVでは、自分の持つ特徴を活かして人気になれる可能性が眠っている、と言えるでしょう。
ではそんなマニアックなジャンルのAVにはどんなものが存在しているのか、ご紹介していきます。
出演するAV女優さんの体型などの特徴に関係するマニアックジャンルのAV
一口にマニアックなジャンルのAVと言っても、大きく分けて2種類が存在しています。
まずは「出演するAV女優さんの、体型などの特徴」に関係するジャンルのAVです。
このジャンルのAVの場合、ルックスやスタイルの良さでは人気、売り上げは語れません。
むしろ「このAV女優さんじゃないと、このAVは制作できない!」というジャンルのAVになります。
そういったAVに出演し続けることで「〇〇のジャンルなら、この子で決まり!」といった、第一人者として名前が売れるようになるケースもありますよ。
①ぽっちゃりAV
太めの女の子が好きな男性にとってはたまらないジャンルのAVです。
このジャンルのマニアには「女の子が太めなら、太めなほど興奮する!」という男性も多いので「ちょっとぽっちゃりタイプ」程度では、むしろ「痩せてるんじゃない?」なんて言われてしまうほど。
ぽっちゃりタイプの女の子には「母性を感じて癒される」という男性も多く、そういったちょっとマザコン気味の男性にも太めの女の子は人気が高いんです。
②激やせAV
先に紹介した「ぽっちゃりAV」の真逆になるのが、痩せている女の子が出演する「激やせAV」です。
この場合も、好きな男性は「痩せていれば痩せているほど良い!」という人が多く、よく言われる「モデル体型のスレンダー」ではなく「病的に感じるくらいに痩せている」ほうが好まれます。
なぜこういった激やせAVが好きなのか、と言えば、まず「華奢で弱々しい女の子が好き」という場合があります。
「自分が守ってあげたい!」という庇護欲をそそられるわけですね。
また痩せている女の子を見ることで、まだ女性として成熟しきっていない瑞々しさ、純粋さを感じる、という男性も多いようです。
こちらの場合も痩せていれば痩せているほど良い、と言われ、あばら骨や手足の骨が浮き出て見えるほど痩せているAV女優さんが出演しています。
ただ最近では、身体はガリガリだけどおっぱいは大きい、という「ガリガリ巨乳」が好き、なんて男性もいる、とのこと。
数はあまり多くなさそうな体型ではありますが、だからこそAV業界では大きな武器になる一例、と言えるかもしれません。
③超熟AV
30代どころか、20代後半にもなれば「熟女」とも言われてしまうAV業界。
基本的に若い女の子が好まれる、という一面もありますが、近年では40代や50代の「美熟女」と呼ばれるようなAV女優さんも数多くデビューするなど、AV女優さんの年齢の幅広さはかなりのものがあります。
それどころか60代、70代、さらに80代と、まさに「超熟女」と言える年代のAV女優さんも増えてきているんです。
これはAVを視聴する男性も高齢化してきたことも関係しています。
60代、70代の男性もAVを視聴するようになって、その男性が「年上好き」だとしたら、当然AV女優さんもそれ以上の年代になる、というわけですね。
そういう意味では、AV女優さんとしてデビューしたいのであれば、今は何歳になってもチャンスがある、と言えるんです。
④妊婦・母乳AV
これは体型や年齢の話ではなく、女性が「妊娠している」という限定された時期の話になります。
そのためAVとしての本数は少なめですが、商品として販売されている、ということは一定数以上のニーズがある、ということでしょう。
妊娠している女性が好きな男性は、母性を求めている可能性が高くなります。
まさに「母親」を象徴する存在である「妊婦」を見ることで、母性による癒やしを求めているわけですね。
また「母乳AV」は、出産後でまだ母乳が出る段階だったり、生まれつき母乳が出やすい体質だったりと、意外と多くのAV女優さんが出演しているジャンルになります。
限定された時期にしか出演できないAVですので、その世界の第一人者となるのは難しいかもしれませんが、そういった世界があることを知っておいても損ではないでしょう。
プレイに関係するマニアックジャンルのAVにはどのようなものがある?
マニアックジャンルのAV、もう1種類は「登場するプレイがマニアックなAV」です。
これは出演するAV女優さんの体型などは関係なく、そのプレイができるかできないかが重要なポイントです。
つまりどんなAV女優さんでも、出演して人気になるチャンスがあるAV、とも言えるでしょう。
①アナルAV
アナルプレイは、挑戦したことのないAV女優さんにとってはかなり敷居の高いジャンルのプレイです。
「痛そう」「恥ずかしい」などの気持ちが働きますので、当然と言えば当然かもしれません。
出演NGのジャンルに「アナル」を入れるAV女優さんも多いのではないでしょうか。
ただしそれだけに、アナルプレイができればライバルが減る、とも言えます。
たとえば「プライベートでアナルの経験があるので、AVにも出演できますよ!」なんてAV女優さんにとっては、大きなチャンスになるでしょう。
アナルプレイは好きなユーザーも多いので、そんなユーザーの期待に応えるような作品になれば、人気も売り上げもアップが期待できます。
②ハードSMプレイ
ハードSMプレイも「痛そう」「キツそう」といった理由で、敬遠されがちなジャンルです。
かつては「ハードSMプレイの撮影で、女優さんがケガをしてしまった」なんてこともありましたが、現在ではちゃんとAV女優さんの安全を確保して撮影されていますので、多少は安心できるのではないでしょうか。
またハードSMジャンルのAVと一口に言っても、その種類はさまざまです。
多くの人が想像するのは、ムチでビシバシとかロウソクをダラダラ垂らす、というものでしょうが、たとえば「首絞めプレイ」のようなAVや、鼻フックやボールギャグなどを使った「顔面変形羞恥プレイ」といったAVも、ハードSMジャンルに含まれる、と言えるでしょう。
たしかにどのプレイもハードルが高いのは事実ですが、もし「やれそう!」と思ったら挑戦してみる価値はあるかもしれません。
まとめ
AV女優さんというお仕事の幅が拡がることで、さまざまなタイプの女の子がAV女優さんとして活躍できるようになりました。
またマニアックなジャンルのAVに挑戦すれば、そちらの方面で人気が出る可能性もゼロではありません。
ただしマニアックなAVに出演する際は、注意しなければならない点もあります。
マニアックなAVに出演し続けることで「〇〇ちゃんと言えば、△△AV」というイメージが付きすぎてしまうと、他のジャンルのAVのオファーが減って、全体的に出演本数が減少してしまう、という場合もあるんです。
たとえば役者さんでも「ひとつの役のイメージが付きすぎると他の役のオファーが少なくなる」なんてことがありますが、それと同じことと言えるでしょう。
マニアックなAVは出演料も高めな場合が多いので、さまざまなジャンルのAVに出るか、マニアックな方向に絞って活動していくか、どちらにもメリットはある、と言えます。
迷ったときなどは、マネージャーなどプロダクションのスタッフに相談して、一緒にAV業界で活躍する方向性を考えていくことをおすすめします!