AV女優さんがAVデビューするときには親に打ち明けるべき?親へ報告するタイミングも考えておこう
AV女優さんとしてデビューが決まったとき、両親などの家族や友人知人に報告する、という女の子は、ほとんどいないでしょう。
女の子自身はAV女優さんになることに後ろめたさなどを感じていないとしても、それを両親に打ち明けられるか、となったら話は別になるはずです。
もちろん成人している女の子が、自分でプロダクションやAVメーカーさんと契約を交わし、AVに出演することには親の許可を得る必要はありません。
そしてAV女優さんとして活動するうえで両親などの家族や友人知人にAV出演がバレないように、自分の情報を掲載できる媒体やどういった活動までが可能かを制限する「パブ設定」によって、できる限りAV出演を知られることなく活動もできます。
ただしどんなにパブを厳しくしたとしても、絶対にバレないわけではないのがAV女優さんとして活動することの難しさです。
両親にAV出演がバレた場合、さまざまな問題が起こる可能性があることは把握しておくべきでしょう。
そのため、理想を言えば「AVデビューが決まった際には、両親にあらかじめ話して許可を取っておくべき」と言えるでしょう。
しかし実際に、あらかじめAVデビューについて両親に報告する、なんてことはできるのでしょうか?
現実問題として両親の許可を得てからAV女優さんがデビューするのは難しい
実際のところ、AV女優さんが両親にAVデビューすることを話して、OKをもらうのは難しいとしか言えません。
確かにAV女優さんは、かつての時代に比べればアイドル活動やテレビなどへの出演も増え、職業としては市民権を得てきています。
とは言っても、それが実際に両親からOKをもらえるかどうかは、また別の話になるのです。
①AV女優さんのお仕事内容がネックになる
AV女優さんのメインのお仕事は、どうしても「裸になって、セックスを見せること」になってしまいます。
どんなにほかのお仕事が増えたとしても、その前提は変わりません。
ほとんどの親にとって、自分の娘の裸やセックスの様子が日本中に、それどころか世界中にまで拡がることは、抵抗感があること。
そのため、娘がAV女優さんになることにはなかなか積極的に賛成はしてくれないんです。
②AV業界自体に対する不安がある
AV業界に縁がある人ならばともかくとして、AV業界に縁がない一般のご家庭の場合、AV業界そのものに対する不安があるケースもあります。
業界の健全化は進んでいますから、AV女優さんが安心して働ける環境が整ってきていますが、たとえそうと聞いても両親としてはなかなか安心はできないでしょう。
とくにイメージ的に「反社会的勢力と関係があるのではないか」「AVに出演している女の子は、みんなダマされたり脅されたりしているのではないか」という誤解には根深いものがあります。
近年では「AV新法」が話題になったこともあり、どうしてもAV業界に対していかがわしいイメージを持っている人が多いと言えるでしょう。
③仕事として成功するのかの心配がある
AV女優さんは、AVに出演すれば全員人気者になって、たくさんお金が稼げるわけではありません。
俳優さんや芸人さんと同じく、デビューしても人気が出ずにひっそりと引退してしまうケースもゼロではないのです。
また最近では「AV新法」の影響を受けて、AV女優さんのお仕事が減ってしまうなどの報道もされているため、両親が余計に心配になってしまうことも考えられます。
AV女優さんのデビューを両親が応援してくれる場合もゼロではない
なかなか自分の娘がAV女優さんとしてデビューすることを認めてくれる両親は、多くはいないものです。
ただしけっして、AVデビューを応援してくれる両親がいないわけではありません。
両親がAV女優さんを応援してくれるケースには、どういった場合があるのでしょうか。
①娘の夢を応援してくれるタイプの両親
「娘がやりたいことであれば、どんなものでも応援してくれる」というタイプの両親です。
娘のことを信頼してくれている、もしくは「大人になったのだから」と放任してくれるタイプの両親、と言えるでしょう。
理解はありますが、逆に言えば失敗しても「自分で選んだ道でしょう」と考えられてしまうような厳しさもあります。
もちろん娘を完全に見捨てるようなことはないでしょうが、女の子もしっかりと覚悟を持っていないと大変な思いをする場合もあるかもしれません。
②娘と母親の仲が非常に良いタイプの両親
娘から「AV女優さんになる」と聞いたとき、どちらかと言えば父親よりも母親のほうが受け入れてくれる可能性が高い、と言われています。
父親はどうしても、娘がたくさんの男性から性的な目で見られることに抵抗を覚えるものです。
一方で母親は、娘と同じ「女性」として、娘の気持ちが理解できる傾向にあるとされているのです。
もちろん、すべての家庭が「父親は理解がなく、母親は理解がある」に当てはまるわけではありませんが、その「傾向がある」と考えてください。
まず母親に相談して了承を得てから、一緒に父親に話して説得することで、事前のOKが得られた、というケースもあります。
この場合は母親も娘の味方をしてくれるため、父親もその説得に耳を貸してくれやすくなったわけですね。
③AV女優さんとして成功してから両親に話すパターンも多い
これはAV女優さんとしてデビューするときではありませんが、AV女優さんとして活動中に、自分からAV女優さんがお仕事のことを両親に話すパターンも非常に多いものです。
この場合は、もうすでにAV女優さんとして成功しているため、仕事内容やAV業界に対する不安、という点については両親を説得しやすくなります。
さらに「もうたくさんのAVに出演していて、AV女優さんとして広く名前が知られている」点も、両親の説得に役立ちます。
しかしこういったパターンでも、心から「AV女優さんとして頑張れ」と両親が応援してくれるとは限りません。
「もう始めてしまっているんだから」「納得はできない、複雑な心境だけれども」と、諦め半分の気持ちでOKしてくれている場合も多いのです。
ただし、両親にAV女優さんとして活動していることを話していない状態で親バレしてしまうと、大きなトラブルになる可能性があります。
問答無用で引退させられたり、引退はしなくても勘当状態で実家への出入り禁止状態になったり、という例も少なくありません。
ある程度AV女優さんとして名前が売れてきて、今後もAV活動を続けていきたいと思うのであれば、タイミングを見て両親にカミングアウトしておくと良いでしょう。
まとめ
AV女優さんとしてのデビューが決まったとき、あらかじめ両親に話して許可をもらうのは難しいことです。
「ウチの両親は許してくれる」と思っていても、実際に話してみたら激怒されることもあるでしょう。
無理に話さず、内緒でAVデビューをする選択をしても、仕方がない面はあります。
ただし、そのままずっと内緒にし続けるのは難しいものです。
「いつかバレるのでは」との不安もありますし、両親に対して秘密を持っていることがストレスになってしまう場合もあります。
AV女優さんとして、長く活動したいのであれば、両親にAV活動を打ち明ける機会を考えることも大切でしょう。
その際には、自分ひとりで決めるのではなく、プロダクションのスタッフに相談する、先輩AV女優さんの話を聞くなどして、あらかじめどんな状況になっても動揺しないように準備をしておくべきです。
大切なのは「自分がAV女優さんとして頑張っていきたい」という強い信念を持って、熱くならずに冷静に両親と話をすること。
プロダクションも精一杯のサポートをしていきますので、悩んだときはすぐにスタッフやマネージャーに相談してください!