結論からいきなりお話ししますが現在のAVプロダクションはしっかり運営されてると思います。記事を見てここは??と思う所は要注意かもですね!
題名ですが少し澁谷果歩さんの『AVについて女子が知っておくべきすべてのこと』似てしまいました。初めにお伝え致します。申し訳ありません。
題名でも書いておりますが、AVについてこれから始める女子が知ってくこと詳しく説明しちゃいます。
と言う題名の意味は、これからAVを初めようとする女の子が新人AV女優として求人・応募でいかに騙されないか?あれやこれはと進められて、あっと言う間にAVのお仕事が決められ意思決定がなく、AVのお仕事をするのを防ぐ為にもAV女優を志望する女性の為に事前にそのAV業界の情報を得て頂く為の、コラムにさせて頂きます。
現在はAV事務所は一般社団法人日本プロダクション協会JPG、プロダクション協会SPAの2協会ありまして協会内では全部で適正AV事務所と言われる事務所が80社ない位は加盟しております。
所属する為の応募方法は求人・募集サイト、自社サイトに自身で応募するか、街頭スカウト、SNSスカウト、お店での直接交渉、知人からの紹介など様々な所属方法が御座います。
求人方法も様々で『顔バレしません』『契約金入店祝い◯◯円支給』など様々な方法で掲載されてる事務所も御座います。
※現段階では【社団法人日本プロダクション協会JPG】では顔バレしませんと掲載プロダクションには注意勧告をしております。
AVプロダクションでは面接の方法は1対1で密室空間ではない場所で行い面接記録動画を規約としており実際に強要はありませんよ?としております。
プロダクション協会が出来る前は正直にお話ししますと面接動画や1対1などの面接は行ってませんでした。殆どの事務所は強要などは行ってませんが1部はやはり行ってたと思います。
実際に所属していた女性からお聞きした一部は
※面接時に3,4人に囲まれてNOと言える雰囲気では無かった
※面接官の行き良いが凄くて話が勝手に進められた
※パーツモデルとして応募したのにAVのお仕事を勧められ契約するまで返してくれなかった。
1番酷かったのは私も正直に聞いて引いてしましましたが
※プロフィール撮影をするから
※Vシネマの撮影だからと聞いた
※顔バレしないし顔にモザイクかかるから大丈夫
など適当なプロダクションが多かった事です。
現在では取引禁止しています【カリビアンコム】いわゆる無修正サイトに出演されている女優さんの中では『海外配信専用』と言われて出演されるAV女優さんも多少はいたと思われます。
『海外にサーバーがあって法律が海外だから安心』『配信専用だからDVDにならないからバレない』など常套手段で出演させようとしておりました。
今、無修正に出演しているAV女優さんは引退後勝手にプロダクションを通さずに出演してると思われます。
少しお話が脱線してしまいました。
契約締結のち現在は1週間位はご自身に考えて貰い本当にAVに出演する事を考えて頂きます。ですので契約後その日に宣材プロフィール撮影、クライアントメーカー挨拶回りなどの面接回り、AVのお仕事提供は禁じております。
たまに聞くのが録画をせずにカフェなどで契約書を書かされました。後日に契約書を締結しましたなど耳にしますがそれらは契約無効となりますのでご注意下さい。
面接回りではマネージャーなどと同行しクライアントメーカーにお伺いしてアンケート用紙を記入します。
そこで登場するパブリシティ確認書が普通と面接と違いAVの面接では出てきます。
パブリシティ用紙とは宣伝確認書のことでして新人AV女優をどこまで宣伝して良いか確認する用紙になりメーカー広報がそのパブリシティ用紙を確認して宣伝する事を言います。
顔出しナシと謳ってますプロダクションは勝手に『パブ全開』と伝えたりしてる所もありました。
昔はマネージャーが一任されており代わりに記載することが多かったですが勝手にパブリシティを広げる為に記入するプロダクションが存在する為、現在ではAV女優が記入を義務付けております。
そもそも募集やスカウト、紹介でくる女性はAVと言うものをしっかりと理解できてない状態でAVのお仕事をする子が多くてお仕事の話も勢いで説明されて『わからないことがわからない』と言う新人AV女優状態でデビューする女の子も良く居ます。
中には『NOは言える雰囲気では無かった』と言う女性が多数います。どの業界でもNOと言えない人が多いですよね。
AV業界ではNOと言えない女性の為に様々な取り組みが行われております。
契約関連はプロダクションに所属を含め少なくともプロダクション契約書、メーカー契約書、出演契約書など最低でも3回契約書を締結しなければいけません。
風俗業界と近い簡易的なプロフィール用紙などでの終わりと言うわけでは御座いません。風俗業界を決して貶してるわけではありません。もちろんしかっりされているお店さんも中にはございます。
撮影前には必ず台本が行き回る事も正直無かったですが現在では48時間前には台本提出が御座います。台本が来なかった場合は担当マネージャーが連絡してない事でしょう。
性病検査・避妊
そして今と昔で違うには性病検査の義務づけでした。2017年以前は性病検査の義務付けは現在では、ほぼ無くなってしまってる『中出しの撮影』だけでした。
セックスワーカーとしてアメリカでは当たり前の性病検査ですが、AV女優では性病検査は行われてませんでした。
現在では1ヶ月に1回の定期検査の義務付けで病気が少なくなりましたが2週間に1回でも筆者では良いと思っております。撮影内容によって「〇日以内の検査が必要」となっております。
出演者が性感染症にかかったら撮影は単体作品ならAV女優の差し替えか複数人物でしたら他のAV女優で差し替えられますがメーカー拘束のAV女優なら撮影は無くなってしまいますね。
ひと昔では撮影のキャンセル代はAV女優が支払う事がありましたが、ここのキャンセル代が請求が強要にあたることになってまして、今は女優に負担をさせるのはNGになっていて、AVプロダクションとメーカーで協議で支払いの負担をしております。
良く面接で聞かれますが撮影ではコンドームはしますか??と言われる時が御座いますがAVでの撮影は100%コンドームの装着はしますのでご安心下さい。
それでも妊娠などが恐れる方は低用量ピルを正しい方法で使用し飲まれて下さい。正しい使用方法で飲まなければ避妊に失敗することもありますし、絶対とお言うわけではありません。
私自身は撮影現場で妊娠したという話を聞いたことはないですが、撮影現場での避妊が万全であったかは疑問ですし、今後改善されていくと良いと思っています。
引退後の動画の削除要請の方法と大変さ
画像は2021年8月27日の星美りかさんTwitter参照
現在ではAV倫理機構に申請すれば撮影してから5年6ヶ月で削除申請対象としております。引退して尚、作品を発売され続けオムニバスとして使用されております。
オムニバスや既に発売されているものの総集編など、別の一本として扱われるものに支払われます。総集編の何人かの中の1人として使われています。二次使用料が支払われるようになったのはなんと最近で2019年5月からで、それ以前に発売されたものは適用されません。二次使用料は出演者の人数や出演時間によって変わります。1年に2回に分けて支払われます。引退後受け取り申請をしていないAV女優はAVANでストックしておりご自身でAVANのHPにて検索もできます。
びびたる金額でいならいと思われる引退したAV女優は取下申請した方が良いと思います。メーカーも二次使用料の負担がありますので支払わなくても済むのです。
題名にもありますが引退後の動画の削除要請の壁がとてつもなく大変です。弊社プロダクションも疑問に思ってますが削除申請は一つ一つの作品を手書きで記入しなければいけません。このご時世に役所の手続き??って思ってしまいます。これは時間がかかりますし企画単体のAV女優さんは名前も変わりますしどこで作品が流通してるか把握が大変で改善して欲しいと筆者も思います。
まとめ
AVはこれからもなくならない。女優になるならリアルな情報を知ってほしい。
これからAVがなくなるなくならないはの話になりますが正直になくならないと思います。ですがAV業界ではリアルな情報を知って欲しいと思ってます。年々AV業界も変化はしています、私の経験した上でのお話しをしております。世の女性だけではなく男性にも見て欲しいと思ってます。