AVの撮影現場で起こった驚くようなトラブルとは?思わず笑っちゃうけど笑えないトラブルも!

AVの撮影では、さまざまなことが起こります。

特に起こりがちなのが、思ってもいないようなトラブルの数々。

もちろんメーカーの制作スタッフやプロダクションのマネージャー、さらにスタジオの管理スタッフなど、さまざまな人が万全の準備をして撮影に臨んでいるいるのですが、それでもなにかしらのトラブルが起こってしまうものです。

「どんなことが起こっても、対応できるのがプロ!」と言いたいところですが、けっしてそうとも言い切れません。

なぜならば、工夫や根性で対応できるようなトラブルもあれば、どうやっても対応しようがないトラブルも存在しているためです。

たとえば「撮影の内容があらかじめ聞いていた話と違っている」などというトラブルであれば、製作スタッフやプロダクションのマネージャーに確認を取って対応できます。

「説明してもらったので納得した」ということであれば撮影を続行すれば良いですし「聞いていない内容の撮影はできない」と考えるのであれば撮影を中断しても問題はありません。

こういった撮影上のトラブルであれば、AV女優さんの意志がなによりも優先されますし、のちのちメーカーとプロダクションの間で話し合われて解決にも導かれます。

ただしそういった次元の話ではない、誰にもどうしようもないようなトラブルが起こってしまう場合もあるのが、AVの撮影現場の恐ろしいところでもあるんです。

そこで今回は、AVの撮影現場で起こったビックリするような、そしてちょっと笑ってしまうようなトラブルの数々をご紹介します。

AVの撮影現場で「元カレ」とバッタリ遭遇!気まずくてやりにくい撮影に……

大学を卒業してから、AV女優さんとしての活動をスタートさせた女の子がいました。

メーカー専属の単体女優としてではなく、企画女優として目立たたないように活動を開始したので、大々的に宣伝されたわけではありません。

もちろん家族や友人、知人にもAVデビューすることは内緒にしていました。

そのため彼女がAV女優として活動しているとは、ほとんど知られていなかったと言えます。

そんなある日、彼女が撮影現場に行ってみると……スタッフのなかに見覚えのある男性が。

なんと高校時代に付き合っていた元カレが、メーカーのADさんとして働いていたのです!

彼女が気付くのと同時に、元カレも彼女のことに気付いて、しばらくふたりで呆然と見つめ合ってしまったそうです。

もし彼女が単体女優だったら元カレも撮影前に気付いたかもしれませんが、その撮影では他の企画女優もたくさん参加していたため、気付けなかったわけですね。

もちろん撮影現場でそんなことを言い出すわけにもいかず、撮影のキャンセルをするようなほどのことでもなかったため、撮影は無事に済ませたとのこと。

でも「なんかすごく、やりにくかった……」と話してくれました。

子どもの遊ぶ声や選挙カーの演説……住宅街のスタジオでは外からの音が入ってしまう場合も

AVのスタジオは、意外な場所に建っていることもあります。

なかにはなんの変哲もない住宅街の普通の一軒家が、毎日のようにさまざまなAVやテレビ番組の撮影に使われるハウススタジオ、なんてことも。

そんなハウススタジオでは、意外と「外からの音」が気になってしまう場合もあるんです。

救急車や消防車のサイレン音などは、実際に発売されているAVのなかでも聞こえてくる場合が多いので、おなじみかもしれませんね。

ただ、救急車や消防車のサイレン音などは、そこまで気になるものでもありませんし、長くても数秒程度ですのであまり問題にならないだけで、どうにも困ってしまう外からの音もあるんです。

たとえばイチャイチャと盛り上がってきて、いざセックスへ……というシーンを撮影中に、近所の子どもたちが道路で遊んでいる声が入ってしまうと、シーンに合わずに撮影中断、なんてことも。

けっして子どもたちが悪いわけではありませんので、追い払うわけにもいきません。

また特に困ってしまうのが、選挙カーの演説や候補者の名前を連呼されてしまうケース。

これは「無視してAVに収録して発売してしまう」というわけにはいきませんので、選挙カーの声が聞こえてきたらそのたびに撮影中断、なんてことにもなりかねません。

せっかく現場が盛り上がってきても、流れを中断されてしまうとテンションも注意力も下がりますし、中断せずに撮影してあとで編集で選挙カーの声が聞こえるシーンをカットすると、変にツギハギしたようなAVになってしまう可能性もあります。

「周囲で道路工事があるので、その音が聞こえるかも」なんて場合は、あらかじめスタジオの運営スタッフさんも把握できているので撮影スタッフさんに伝えられますが、選挙カーなどの場合はイレギュラーなケースが多いので、対応が難しい面があるわけですね。

こういった場合でも、さすがに「ずっと選挙カーの声が聞こえ続ける」ことはありませんので、タイミングを見て撮影を続ける、というパターンが多くなります。

AVの撮影スタジオには幽霊が出るウワサがある場所も!?霊感がある女の子は要注意!

AVの撮影スタジオには、さまざまな種類が存在しています。

先にご紹介した一軒家のハウススタジオをはじめ、高級マンションの一室やスタジオ内に会社や教室などを再現したもの、コンビニや旅館など、どんなシチュエーションでも探せば合致するスタジオがあるんです。

もちろんAVの撮影だけではなく、一般的なドラマや映画の撮影にも利用されているわけですから、どんな撮影にも対応できるスタジオが存在しているのは当然のこととも言えますが。

なかには「廃墟」や「病院」、「学校」などのスタジオもあります。

特に「病院」や「学校」のスタジオは、もともと本当に病院や学校として利用されていた建物をスタジオとして利用しているケースもあって……こういうスタジオでは「撮影中に幽霊を見た!」なんてウワサがあることも。

たとえばある病院スタジオでは、こんな話があります。

廊下で看護師役のAV女優さんと医師役のAV男優さんが会話しているシーンの撮影中、AV女優さんが廊下の向こうから歩いてくる患者のおじいさんに気付きました。

「エキストラさんを雇っているんだ、お金をかけているんだな」と考えた彼女は気にせず演技を続け、無事にそのシーンは撮影終了。

その後でAV女優さんがスタッフさんに「エキストラさんを使うなんで、豪華ですね」と何気なく話したところ、妙な顔をされてしまいます。

それも当然で、その現場にはおじいさんのエキストラさんなどもともと存在しなかったのです。

AV女優さんは一緒に演技していた男優さんにも聞きましたが「そんなおじいさん、いた?」と逆に聞かれてしまう始末。

彼女の話を聞いた監督が撮影したシーンを確認してみると、演技をするふたりに向かってぼんやりとした光の柱のようなものが移動してくるのが映っていたんです。

監督は即座にそのシーンを消去して「よし、なにもなかったね!」と撮影を続けたそうですが……AV女優さんは撮影中、ずっとおじいさんのことが気になってなかなか集中できなかったそうです。

まとめ

今回は、AV撮影現場で起こる予想外のトラブルについて、ご紹介しました。

多くのトラブルは、プロダクションのマネージャーや撮影現場のスタッフさんに相談すればなんとかなることがほとんどですが、こういう「どうしようもないトラブル」が起こるのも「撮影現場あるある」です。

自分に被害があるようなトラブルはすぐに相談するべきですが、こういったどうしようもないトラブルは起こってもイライラしたり集中力を切らしたりしてしまうより、いっそのこと楽しんでしまうくらいの精神的なタフさを身につけられると良いですね!