AVの販売特典にはどういったアイテムがある?AV女優さんはどんな作業が必要?
AVの販売形態は、昔はVHSビデオ、その後DVDが主流となりました。
現在でもDVDとして販売されているAVがほとんどですが、それと同時に販売サイトでのダウンロード販売や動画ストリーミング販売など、複数の販売手段が用意されています。
VR AVなどはその特徴上、DVDでの販売はできずにデータのダウンロード販売が中心ですが、どうしてもパッケージとして手元に残しておきたい人のために「データを入れたマイクロSDカード」で販売されているケースもあります。
現在では、AVは発売から5年が経過すると出演したAV女優さんからの申請が合った場合、大手販売サイトやメーカーさんのホームページから削除されてしまいますので、DVDやマイクロSDカードといった物理的な形で所有しておきたい、というファンの方も多いわけですね。
とは言っても、データ販売は非常に便利なため、ますます需要が増えていくでしょう。
わざわざDVD販売店に行かなくても購入可能で、見たいときに購入すればすぐに家のパソコンで視聴できる、現物がないので家族にも購入がバレないなど、さまざまなメリットがAVのデータ販売には存在しているためです。
しかしDVDでのAV販売も、なくなることはない、と考えられます。
理由としては、先ほど挙げた「手元に物理的な形でAVを残しておきたい」というもののほかに、もうひとつ「DVDには購入特典が付いているものがある」ことが挙げられますね。
それではこのDVDの購入特典には、どのようなアイテムがあってAV女優さんにはどういった作業が必要となるのでしょうか?
AVのDVD購入特典には「パンティ」「サイン」「チェキ」などの小物が多い!AV女優さんはひとつひとつにサインを入れる場合も
まずはAVのDVDに付いてくる購入特典には、どのようなものが多いのか、その内容についてご紹介していきましょう。
合わせてAV女優さんは、それぞれの購入特典に対してどんな作業が必要になるのかもご紹介します。
●DVD購入特典①着用済みパンティ
出演したAV女優さんが着用した、という触れ込みの「着用済みパンティ」は、DVDの購入特典として非常に人気があります。
しかし購入特典としてDVDに付けるためには、10枚、20枚なんてレベルではまったく足りません。
100枚200枚、多いときには1000枚、2000枚と着用済みパンティを用意しなければならないわけです。
しかしそんなにも大量の着用済みパンティ、簡単に用意できるものなのか?と疑問に思う人も多いでしょう。
DVDの購入特典として着用済みパンティを付ける場合、AV女優さんにパンティを履いてもらわなければなりません。
そこでAVメーカーさんでは「大量のパンティを用意したあとでAV女優さんにメーカーまで来てもらい、次から次へとパンティを履いてもらう」という作業をおこないます。
1枚パンティを履いては脱ぎ、履いては脱ぎを必要な枚数にたどり着くまで続けるわけですね。
メーカーさんによっては、AV女優さんがパンティを履いているところを写真に撮って「本当に着用済みですよ」という証拠としてパンティに付けています。
長くて数十秒、短ければ数秒ですが、着用したことには間違いないわけですね。
そのためAV女優さんは、パンティを延々と脱いだり履いたりする作業が必要となります。
その動きをずっと繰り返すため、肌の弱いAV女優さんの場合は内ももや太ももの皮膚が擦れて赤くなってしまうこともある、意外と大変な作業なんですよ。
●DVD購入特典②生写真(ブロマイド)
出演しているAV女優さんの生写真やブロマイドをDVDの特典としている場合もあります。
特典用に撮影する場合もありますがそういった場合は少なく、DVDのジャケット撮影時などに撮影した写真を紙焼き印刷して特典にする場合が多いようです。
ボツになって使われなかった写真などはこのブロマイドでしか見られないので、希少性は高いと言えるでしょう。
●DVD購入特典③サイン入りチェキ
生写真よりもさらに希少性が高くなるのが、サイン入りチェキです。
チェキは同じ物が世界に2枚は存在しないため、ファンにとってはうれしいアイテムになります。
またチェキ撮影後には1枚1枚にサインをするため、枚数によっては撮影&サイン書きでかなりの長時間作業になります。
●DVD購入特典④サイン入りジャケット
DVDのジャケットに出演したAV女優さんのサインを入れたものです。
ジャケット自体は他のDVDと同じものですから、単純にAV女優さんがそこにサインを入れたものと考えれば良いでしょう。
チェキと違ってDVDのジャケットはそれなりの大きさがあるため、サインが書きやすいのでAV女優さんの負担もそこまでではないでしょう。
ただしやはり枚数が多いため、それなりに時間はかかります。
人気AV女優さんになるとDVDの販売特典用の作業で1日が終わってしまう場合も
DVDの販売特典のうち、着用済みパンティやサイン入りチェキ、サイン入りジャケットといったものは、実際にAV女優さんが履いたりサインを書いたりしなければなりません。
そのためAV女優さんが実際にメーカーのオフィスへ訪れて、作業をする日が必要になります。
特にDVDの売り上げが見込める人気AV女優さんの場合は、特典の種類も多くなればその数も多くなります。
特に着用済みパンティの場合は、脱いだり履いたりするだけでもかなりの時間が必要となるでしょう。
慣れればテンポよくパンティを脱いだり履いたりできるようになりますし、メーカーの担当者さんも慣れているので女の子が履きやすく脱ぎやすいパンティを用意してくれますが、それでも枚数によっては1時間以上パンティだけでかかってしまう場合もあります。
またそう何度も実際にAV女優さんにオフィスまで足を運んでもらうわけにもいかないので、来てもらったときにパンティやチェキ、サイン書きなどまとめて頼まれることが多くなるでしょう。
ひとつひとつの作業は1~2時間程度で終わるかもしれませんが、それらが複数重なると1日仕事になってしまうことも。
しかしその作業をすることで、出演したAVの売り上げがアップすることを考えたら、大変かもしれませんがちゃんとこなしておく価値はあるでしょう。
なにより、AVメーカーのスタッフさんもそのDVDがたくさん売れるために販売特典を準備してくれているわけですから、面倒臭がらずに協力するほうが、お互いにとってメリットとなることを忘れないようにしましょう。
まとめ
DVDの販売特典は、どのAV女優さんも付けてもらえるわけではありません。
メーカー専属の単体女優さんの場合は頻繁に付けてもらえるでしょうが、キカタン女優さんの場合は稀にあるかないか、企画女優さんの場合はまず販売特典が付けられることはないでしょう。
そういった意味でも、販売特典が付くのは人気AV女優さんへの道とも言えますので、機会があったら積極的に協力していくべき、と言えます。
ちなみにデータのダウンロード販売や動画ストリーミング販売の場合は、こういった特典が付くことはあまりありません。
なぜならば販売特典は現物を送らなければならないため、DVDを送るときに一緒に送ることはできても、データ購入した人に特典だけ送るのは送料などの問題から難しくなってしまうためです。
ただし今後はより一層、AV業界ではデータのダウンロード販売や動画ストリーミング販売が主流となることが考えられますので、データの形でなにかしらの購入特典が登場してくることも考えられます。
どちらにせよ、購入特典を付けるときはメーカーさんとAV女優さんが協力して準備する必要があります。
ときには「こんな購入特典はどうでしょう?」と思いついたものを提案してみたら、AVメーカーさんからも喜ばれるかもしれませんね!