AVデビューする際のプロフィール「出身地」はどうするべき?本当のことを書くべきかメリットとデメリットから考えよう

AVデビューする際のプロフィール「出身地」はどうするべき?本当のことを書くべきかメリットとデメリットから考えよう

AVデビューをする際には、さまざまなプロフィールを決めなければなりません。

年齢や身長、血液型に趣味・特技などに加えて、プロフィールのひとつとして存在しているのが「出身地」です。

「出身地なんて、別に隠すことでもないんだから本当のことを書いて問題はないんじゃない?」と考えるかもしれません。

しかし実際には、出身地を本当のものにすることでデメリットもあり得るもの。

また出身地は「AV女優さんとして、どのように売り出していくか」などの活動方針にも関係してくる場合があります。

それではAV女優さんは、出身地についてどのように考えれば良いのでしょうか?

実際のAV業界での現状も踏まえ、さまざまなパターンからどうするべきかを解説していきます。

AV業界では身バレの危険を少しでも下げるために本当の出身地を公表しているAV女優さんは少数派!

はっきり言ってしまうと、AV業界では本当の出身地を公表しているAV女優さんは少数派です。

本当の出身地を公表すると、一番のデメリットとして「身バレの危険性がアップする」ことが考えられます。

たとえば、小学校や中学校の同級生など、地元にいた頃の知り合いがAVを見て「あれ、この子って……」と気付く可能性はゼロではありません。

もし気付いた場合、そのAV女優さんの経歴を調べてみる、という人も多いでしょう。

特に現在では、ほとんどの人がスマートフォンを持っていますので、ちょっと検索するだけでいくらでも簡単にAV女優さんの経歴を調べることができます。

そこで出身地が同じであったら、それは「もしかしたら」から「間違いない」という認識に変わるきっかけとなるでしょう。

するとどうなるか、と言うと、地元で「○○がAVデビューしてる!」と話題になり、それが巡り巡って両親や兄弟などの肉親にも知られて、AVデビューがバレることにもなりかねないんです。

なかなか最初から家族の了承をもらってAVデビューする、という女の子も少ないでしょうから、その話を聞いてびっくりした両親から連絡が来て、引退せざるを得なくなる、なんてことも可能性としてはじゅうぶんに考えられます。

もちろん出身地を変えていたからと言って「ああ、じゃあ別人だな」と簡単に納得してくれるかはわかりませんが、少なくとも「絶対にそうだ!」と確信はできなくなるでしょう。

こういった理由から、少しでも身バレする危険性を下げるため、デビューするときに出身地は変えておくというAV女優さんが主流となっているわけです。

ちなみに出身地を変える場合は、とりあえず「東京」にしておくAV女優さんが多いようですね。

ただし方言など、訛りがあって「東京出身は不自然かな」という場合もあります。

そういったときは、その方言を使っていてもおかしくないような近くの都道府県にしておくAV女優さんもいます。

そもそも出身地を非公開にしておいても問題はありません。

特に企画女優さんなどは、特に出身地を公表するメリットはありませんので、特に設定することもないでしょう。

ただし単体女優さんやキカタン女優さんの場合は、しっかりと出身地を設定しておいたほうが良い場合もあります。

出身地を設定しておくとAV女優さんにはどんなメリットがある?AV女優さんとしてのキャラクターに関連することも!

それではAV女優さんが出身地を公表しておくことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

人気の面やAV女優さんとしてどのように活動していくかの面など、さまざまな点でメリットが考えられますので、ひとつずつご紹介しましょう。

●出身地が同じなことで興味を持ちファンになってくれる人が増える

人間、不思議と「出身地が同じ」ということで、親近感を抱くものです。

たとえば相撲の世界には「江戸の大関より土地の三段目」という言葉があります。

人気実力抜群の大関よりも、自分の地元出身の三段目(力士としてはまだまだ下の地位)の力士を応援する、という意味の言葉ですね。

実際に地方紙のスポーツ欄だと、相撲の大きなニュースのほかにその県出身の力士の勝ち負けが別枠で掲載されていることもあります。

それと同じで、AV女優さんも「出身地が同じじゃん!」ということで親近感を持ち、ファンになってくれる男性も多いわけですね。

この場合「東京」だと出身地に設定しているAV女優さんが多すぎるので、あまり他のAV女優さんと被らないような、ちょっとズラした場所を出身地に設定すると良いでしょう。

●方言キャラなどで売り出す場合は出身地が重要

最近では標準語ではなく方言をしゃべる「方言女子」の人気が高まっています。

元気さや楽しさを感じさせる関西弁や、高貴さやのんびりさを感じさせる京都弁、またはっきりとした方言ではなくても、東北や九州など訛りを感じさせるようなしゃべり方も「個性のひとつ」として受け入れられています。

かつては「方言は直すもの」と考えられていた時代もありましたが、そんな時代から考えると方言についての捉え方も大きく変わったものですね。

その波はAV業界にも確実に訪れてきており、その名もズバリ『方言女子』というAVのシリーズも存在するほどです。

方言の良さとしては、親しみやすさを感じさせたり、どことなく純粋さを感じさせたり、といった点が挙げられるでしょう。

このように方言キャラのAV女優さんとして売り出していくのであれば、当然出身地もその方言に準じたものにしておかなければ不自然です。

もちろんよほど特殊な方言を使っている場合以外は本当の出身地にする必要はありませんので、その周辺の都道府県を選んで設定すると良いでしょう。

●純情さや爽やかさなどのキャラクター設定のため出身地を決められることも

AVデビューするときには「清純少女」や「元気っ娘」など、性格的な部分もキャラクター付けのために使われる場合があります。

たとえば「男を知らない純情少女がAVデビュー!」なんて形で売り出すのであれば、都会出身よりも田舎出身のほうが「らしさ」が出ますよね。

「小麦色の肌の爽やかガール」なんて場合は、当然九州・沖縄などの南の都道府県を出身地に設定したほうが良いわけです。

逆に「色白清楚美女」なんて場合は、東北や北海道が良いでしょう。

このように、デビュー時のキャラ付けによっては「出身地とまったく関係のない場所」を出身地にするケースもあるわけです。

この場合は「方言とか使わないの?」との疑問が出てくるかもしれませんので、このときは「子どもの頃に引っ越したから」など、うまい言い訳を考えておくと良いでしょう。

まとめ

AVデビューする女の子にとって、出身地はどうするべきか悩むところかもしれません。

しかし特別な理由がない限り、とりあえず「東京」「大阪」など「それっぽい大都市」に設定しておくほうが無難と言えるでしょう。

特に身バレしたくない場合は、できるだけ自分と関係ない場所を出身地にしておくか、あえて設定せず公表しない、という手もアリです。

AV女優さんとしての活動が軌道に乗って、両親や兄弟などにもカミングアウトができたときには、改めてプロフィールを本当の出身地に変更することもできます。

「実は○○出身でした!」と聞いて「ダマされた!ウソつき!」なんて怒る人は、おそらく少数派でしょう(いないとも限りませんが……)。

もちろん出身地の変更を自分ひとりで勝手に決めるのは、プロダクションやお仕事をしているメーカーさんに迷惑がかかる可能性もあります。

もし出身地を変更するときは、しっかりとプロダクションにも確認を取って、万が一にも問題が起こらないように注意するようにしましょう!