AV女優さんが知っておきたいVRAVの進歩!「天井特化」「地面特化」VRってどういうもの?

AV女優さんが知っておきたいVRAVの進歩!「天井特化」「地面特化」VRってどういうもの?

今やすっかり「AVの1ジャンル」として定着した、VRAV。

一般的なAVにはない、実際にAV女優さんが目の前にいるようなリアルな没入感が楽しめるのがVRAVの魅力です。

視聴するためには専用のゴーグルなど、機材を用意しなければならないこともあって「ハードルが高い」と思われがちな部分もありますが、単純な造りのVRゴーグルであれば非常に安価に手に入るのも、VRAVが定着した理由でしょう。

AVファンの方によっては「もうVRAVじゃないと満足できない!」なんて人がいるくらい、ハマってしまう魅力があるものなんですね。

その一方で「VRAVはちょっと好きじゃない」なんて、AVファンの方がいるのも事実です。

撮影方法的にカメラが固定されている場合が多く、アングルが単調になりがちな点や、AV男優さんが仰向けの状態で動けず、AV女優さんがメインで動く作品が多いために責め好きな男性には物足りない、などの点がその理由と言えます。

そんな状況で、より「VRAVをファンの方に楽しんでもらおう」という考えから登場したのが「天井特化」または「地面特化」と言われるVRAVです。

ではこの「天井特化」「地面特化」VRAVとは、どういったものなのでしょうか?

AV女優さんなら知っておきたい!「天井特化」「地面特化」VRAVとはどういったもの?

「天井特化」「地面特化」VRAVとはどういったものなのか、良く知らないAV女優さんのなかには、名前に「特化」と付いているだけあって非常に特殊な撮影方法などが必要になるのではないか、と考える女の子もいるかもしれません。

しかし「天井特化」「地面特化」VRAVと言っても、基本的には一般的なVRAVと変わらない、と考えて大丈夫です。

見ているAVファンの方がAVの世界に没入できるリアルさが大切であり、男優さんではなくAV女優さんがメインで責めるプレイが基本、という点では「天井特化」「地面特化」VRAVも一般的なVRAVも大きく変わることはありません。

ではなにが違うのか、と言うと「撮影時のカメラの角度がそれまでのVRAVとは違う」ということになります。

「……それだけ?」と考えるかもしれませんが、これが意外と重要なのです。

①「天井特化」の場合は女の子が覆い被さってくる迫力が味わえる

「天井特化」VRAVを撮影する際は、撮影時のカメラの角度を30度ほど上に向けます。

天井にカメラの角度を向けることで、実際に男性が仰向けに寝ているときの視界に近いアングルで映像が撮影できるわけですね。

そうすることで、騎乗位のときにAV女優さんが上から覆い被さってくる姿がリアルに映し出され、顔までバッチリ視界に入るようになるわけです。

「天井特化」VRAVの撮影が誕生するまでは、どうしてもAV女優さんの身体や結合部をしっかり撮影しようとしていました。

そのため、AV女優さんが覆い被さってくると、カメラが撮影できる画面の範囲からAV女優さんの頭が切れてしまったり、顔がぼやけてしまったりする問題があったんです。

結合部がバッチリ見えても、顔が映らないことで「リアルさ」「没入感」が失われてしまっていたわけですね。

その点「天井特化」の形式で撮影すると、一般的な人間の視界そのものが再現できるため、リアルさが格段にアップするわけで、それが「天井特化」VRAVが流行するポイントとなったんです。

ただしカメラの角度的に、AV女優さんのおっぱいはともかく結合部は通常のカメラ角度よりは少し見づらくなってしまいます。

しかしまったく見えないわけではありませんし、AV女優さんの顔を見たいときは自然に仰向けに寝そべった状態で、結合部が見たいときは首を上げて視線を向けた状態で、と使い分ければ良いだけ。

むしろ「リアルなセックス」と同じ視界なわけで、VRAVにとって「結合部がはっきりと簡単に見える」よりも興奮度を高めるためには大事なポイントだった、と言えるでしょう。

②「地面特化」は女の子に覆い被さる迫力が味わえる

「地面特化」VRAVは「天井特化」VRAVとは逆に、地面のほうにカメラの角度を下に向けて撮影します。

すると正常位など、AV女優さんに覆い被さる形の体位のリアルさがアップするわけですね。

これまでのVRAVでは、角度的に「男性が身体を起こした状態でする正常位」の視界を再現するのが精一杯で、密着感が薄いという難点がありました。

それが「地面特化」アングルを採用することで、AV女優さんに完全に覆い被さることができるようになったんです。

「天井特化」「地面特化」VRAVは「こんなVRAVが見たい!」というファンの意見から生まれた

「天井特化」「地面特化」VRAVが生まれたきっかけは、VRAVのファンの方の意見がきっかけとなっています。

正確に言えば、VRAVの大ファンの方とVRAVの紹介サイトの編集者さん、そしてVRAVを制作しているメーカーの担当者さんなどが、Twitterで直接意見のやり取りをしていくなかで生まれた、というエピソードがあるんです。

「AVなんだから、しっかりとAV女優さんの身体や結合部が映っていないとヌケないよね?」という思い込みが、AVメーカーさんのなかには「当然のこと」として存在していたわけですね。

それに対して、VRAVの大ファンの方が「結合部がバッチリ見えるよりも、本当にセックスをしているときのようなリアルな視界が再現されるのが大事」と提言して、採用されたんです。

SNSが発達した現代だからこそ「天井特化」「地面特化」VRAVが誕生したわけで、今後ももしかしたらこういったAVメーカーさんとファンの方のやり取りがきっかけとなって誕生してくるAVのジャンルなどが出てくるのかもしれませんね。

VRAVを撮影するに当たってAV女優さんが意識するべきところとは?

VRAVを撮影するに当たって、カメラの角度を「天井特化」にするか「地面特化」にするか、それとも通常の角度で撮影するかは、監督さんなど撮影スタッフが考えることであって、AV女優さんにとってはあまり意識する必要がないところです。

その代わりAV女優さんが意識するべきところとしては、次のような点が挙げられるでしょう。

①自然な演技が必要

VRAVは、見ているユーザーさんがリアルさを味わうため、主観で撮影される場合がほとんどです。

そのため男優さんは演技ができず、もっぱらAV女優さんの「ひとり芝居」状態になります。

またリアルさを求めるユーザーさんが多いため、自然な演技が必要になります。

②淫語や甘えるセリフのバリエーションが必要

男性を興奮させる淫語や、男性に甘えるときのセリフなどのバリエーションがないと、ひとり芝居状態のVRAVの撮影は難しい部分があります。

シーンの流れやプレイの内容などはもちろん台本がありますが、細かいセリフは「AV女優さんにおまかせ」の場合がほとんどなので、アドリブ力が大切になる、と言えるでしょう。

またリアルさを出すため、できる限りノーカットでカメラを回し続ける撮影方法が望ましいのもVRAVの特徴。

自然にセリフがポンポン出てくるくらいの演技力が必要です。

③お肌のお手入れをしっかりしておくことが必要

VRAVは、至近距離で自分の身体を見られる作品です。

そのため、肌荒れなどがあると非常に目立ってしまいます。

「思ったよりも肌が荒れてるんだな……」なんてガッカリしてしまうファンの方もいますので、常日頃から規則正しい生活や運動、スキンケアをおこなってお肌の状態を保っておきましょう。

まとめ

VRAVはまだまだAV業界のメインとは言えませんが、着実にファンを増やしつつあるジャンルです。

今後は一般的なAVとVRAVと、どちらにも対応できるAV女優さんのほうが、安定してお仕事をゲットできるようになるでしょう。

VRAVは演技力が必要になるため「難しい」と感じるAV女優さんもいるかもしれませんが、そこで尻込みせずにぜひ積極的にチャレンジしてみることをオススメします。

不安な場合はプロダクションのスタッフや、先輩AV女優さんに相談してみてください!