AV女優さんが自分のプロフィールを「サバ読み」するのにはどんなメリットとデメリットがある?

AV女優さんが自分のプロフィールを「サバ読み」するのにはどんなメリットとデメリットがある?

AV女優さんとして活動する際には、女優としてのプロフィールを決めなければなりません。

プロフィールの代表的なものとしては、年齢や身長、スリーサイズなどが挙げられますが、これらを正直に記載せずに多少変更しておく「サバ読み」と呼ばれる行為があります。

たとえば「年齢を実際の年齢よりも低くor高く設定する」「バストサイズを大きめに設定する」などが挙げられますね。

AV女優さんだけではなく、アイドルさんや女優さんといった芸能関係のお仕事をしている人のなかでは、この「サバ読み」はおこなわれていることが多いもの。

つまり、プロフィールをサバ読みすることにはメリットがあるからこそ、多くの女性がプロフィールのサバ読みをおこなっているわけですね。

それでは実際に、プロフィールをサバ読みすることによって生まれるメリットにはどのようなものがあるのか、そしてデメリットについてもご紹介しましょう。

プロフィールの「サバ読み」はAV女優さんとして活動するうえで「売り」の部分を作るのに大きなメリットがある!

プロフィールのサバ読みと聞くと、年齢やスリーサイズなどの「数値を実際とは違ったものにする」ものと考えられがちです。

しかしプロフィールには「出身地」や「血液型」、「趣味」「特技」など、数値では表せないようなものもたくさん存在しています。

本来、言葉としての「サバ読み」には「数字をごまかすこと」という意味しかないのですが、今回は便宜上こういった数字で表せないプロフィールの項目を変更することも「サバ読み」と表現しますので、ご了承ください。

では実際にプロフィールのサバ読みをするメリットについて、ご紹介しましょう。

①身バレがしにくくなる

AV女優さんにとって、身バレは非常に重要な問題になります。

場合によっては、身バレによって引退に負い込まれることもあるのですから、身バレを軽く考えることはけっしてできません。

多くのAV女優さんが本名ではなく芸名を使っているのも、極端なことを言えば「身バ防止」の意味もあるわけです。

しかし出身地や血液型など、本当のプロフィールを使っていたらその点から「あれ、この子はもしかしたら……」と、身バレにつながる可能性があります。

そこでプロフィール上の出身地や血液型を変更しておけば、そちらの点から身バレにつながることを避けられるわけですね。

②年齢やスリーサイズなどがAV女優さんとしての売りになる

年齢やスリーサイズなどは、AV女優さんとして活動する際にファンの方の興味を引くための「売り」となるポイントです。

若い女の子が好きな男性であれば年齢が若いAV女優さんが好みですし、逆に熟女好きの男性であれば、当然年齢が高めのAV女優さんの作品を見てくれるものです。

またスリーサイズ、特にバストサイズは、大きいほど好まれる傾向もあります(もちろん小さいバストが好きな男性もいますが)。

そこでAV女優さんとしてデビューする際に、実際の年齢よりも若く、もしくは高めにしておくサバ読みが活用されるわけですね。

実際は20歳だったとしても「18歳」としてデビューしたり、逆に45歳くらいの熟女が「50歳」とサバ読みするケースもあります。

年齢を下にサバ読みするのは「若ければ若いほどうれしい!」という男性がいるからなのでわかりやすいでしょう。

逆に年齢を高めにサバ読みすると「50歳でこんなに若くてキレイなの!?」という驚きと興奮を男性に与えられる、つまり「美熟女」を売りポイントとしてAV女優さんとしての活動ができるようになるわけです。

また実際はバストが88㎝くらいだったとしても、サバ読みして「90㎝」ということにしておいたほうが、数字としてジャケットに掲載したときなどのインパクトが大きくなります。

「巨乳AV女優さん」として活動したいのであれば、そういった細かい部分のアピールが大切になるんです。

プロフィールのサバ読みをするとその後のAV女優さんとしての活動がしにくくなるデメリットもゼロではない

さまざまなメリットがあるプロフィールのサバ読みですが、残念なことにデメリットもあります。

デメリットのことを深く考えずにサバ読みをしてしまうと、のちのちのAV女優さんとしての活動で苦労することになってしまう可能性も出てきますので、しっかりとデメリットについても把握しておきましょう。

①出身地変更をしていると地元トークなどをファンの方から振られると返しにくい

出身地変更をしていると身バレ対策としては有効ですが、実際にその場所出身のファンの方などから地元トークを振られてしまうと「……知らない」と困ってしまう場合が出てきます。

できれば、自分でもある程度知識がある場所を出身地にしておくのが良いでしょう。

と言っても、地元トーク対策のためだけにその場所について勉強をするのも、少々効率が悪いですよね。

実はAV女優さんに「東京出身」が多いのは「実際に住んでいる東京の話なら、なにか振られても返しやすい」「そもそも東京の話題をわざわざ振ってくるファンの方は少ない」なんて理由もあるんです。

どこ出身にするか困ったら、とりあえず「東京」にしておくのも良いでしょう。

また年齢も、あまりにも実年齢とかけ離れた年齢に設定してしまうと、同年代だと思ったファンの方のトークに付いていけなくなる可能性があります。

サバ読みをするにしても、ほどほどにしておくと良いですね。

②豊胸手術など体形が変わる手術が受けにくくなる

スリーサイズなどをサバ読みしてデビューしてしまうと、その後大きく体形が変わるような整形手術などが受けにくくなります。

もし「もっとおっぱいを大きくしたいな」と考えて豊胸手術を受けようとしても、デビュー時に具体的な数値を大々的にアピールしているぶん、ファンの方から「あれ、今までよりおっぱい大きくなってない?手術した?」とバレやすくなってしまうわけですね。

もちろん「また大きくなっちゃいました!」と言うこともできますが、あまりにも大きな変化だとさすがに不自然に感じられてしまうでしょう。

せっかくAV女優さんとして、さらなる注目を集めるために整形手術などを受けるのに、それをあまりバレないようにしなければならない、というのは少し残念ですよね。

③サバ読みがバレたら単純に恥ずかしいかも

サバ読みは、ほとんどの場合で「バレたら恥ずかしいもの」とのイメージがあります。

「そこまでして人気がほしいの?売れたいの?」という視線で見られてしまうわけですね。

もちろんAV女優さんとして活躍するためには、人気があって作品が売れたほうが良いのは間違いありません。

サバ読みがバレたとしても「なにが悪いんですか?」と言えるような、心の強さがあると良いですね。

それにもしサバ読みがバレても、しばらくしたら忘れられてしまうものですから、少し恥ずかしくても気にしなくて良いでしょう。

まとめ

AV女優さんがプロフィールのサバ読みをするのは、自分を身バレから守るためであったり、少しでもファンの方からの注目を集めて作品が売れるようにするためであったりと、うまく利用すれば非常に有効なものとなります。

ただし長年サバ読みを続けていると、ずっとファンの方をダマしているようで心苦しい……なんてAV女優さんもいます。

そういったタイプのAV女優さんは、長い期間の活動を考えているのであれば、サバ読みは出身地など必要最低限のものにしておくべきかもしれません。

もしくは、AV女優さんとしての活動が長くなってきた時点で、思い切ってサバ読みをカミングアウトしてしまう、というやり方もあります。

少し恥ずかしいかもしれませんが、それで嫌いになるようなファンの方はまずいないはず。

むしろカミングアウトが話題になって、新しいファンの方が獲得できるかもしれません。

とにかく自分ひとりで決めるのは難しいでしょうから、しっかりとプロダクションのスタッフと話し合って、自分がAV女優さんとして活動するうえでメリットとなるようなプロフィールを作りましょう!