AVのなかでは、いつもAV女優さんたちが気持ち良さそうにセックスをしていますよね。
もちろんレイプ作品や「嫌いな男性にムリヤリ犯される」系の作品など、イヤがっている女の子とセックスをする作品もありますが、最終的には「イヤがりながらも気持ち良くなってしまう」的な展開が王道です。
つまりAVのなかでは、女の子が気持ち良くセックスをする姿を見せるのが、基本的なやり方と言えるわけですね。
現在では「AV女優さんに憧れて、AVデビューしようと思いました!」という女の子も増えていますし、実際にAVを数多く見てきてからデビューする、というパターンも多いでしょう。
また大勢の男性とセックスをしてきた結果として「AVなら普通のセックスとは違った気持ち良さを味わえるはず!」と考えて、AV業界に飛び込んでくる女の子もいます。
しかし実際問題として、AVに出演するAV女優さんは「気持ち良くセックスをしていればOK」というわけではありません。
しっかりと見ている人たちを興奮させる「魅せるセックス」ができなければ、AV女優さんとして活躍するのは難しい、と言えるのです。
でもだからと言って「AVに出演するなら、気持ち良くならずに魅せるセックスだけを心掛けるべき」という話でもありません。
なかなか伝わりにくいかもしれませんので、実際の現場ではどんな方法でAVが撮影されているのかを説明しながら、AVで言うところの「魅せるセックス」について説明していきます。
AV撮影では単なるセックステクニックだけではなく「演技」のテクニックも重要
AV女優さんに大切なのは、男性を興奮させるセックステクニック、それは間違いありません。
しかし実際の撮影現場では、セックステクニックだけではなかなか乗り切れない場合もあるのです。
そういうときに大事になるのが、AV女優さんの持つ演技力。
もちろんドラマAVに必要な、お芝居の演技力ではなく、セックスをするうえでの演技力、という意味ですよ。
①AV女優さんなら途中でセックスが中断しても同じテンションで感じている姿を見せられなければならない
たとえば、AVではセックスシーンが一連の流れを止めずに撮影されているケースはほとんどありません。
ときどき「ノーカットセックス」など、カメラを止めずに最初から最後までセックスの流れを見せる作品が発売されますが、逆に言えばそういう作品が発売されるということは、他のAVではセックスは途中で流れを止めて撮影されている、ということでもあります。
カメラアングルの変更や、監督さんからの「こういう感じで撮りたい」などの指示が入るときは、当然セックスの流れも一回ストップします。
そして撮影再開となったら、あたかも中断などなかったかのように感じている姿を見せなければならないのですから、ある程度の演技力が必要になるのは理解できますよね。
またこの中断の量は、監督さんによってかなり変わります。
できるだけ流れを止めないように、どうしても必要なときだけ中断する監督さんもいれば、細かく指示を出すため数分に1回くらいの頻度で中断する監督さんも。
どちらの監督さんにも対応できるようにするためにも、演技力は必要と言えるわけですね。
②単純にセックスするだけではなく「魅せるテクニック」も披露しなければならない
しっかりと作品の流れにそって、感じている姿を見せるのがAV女優さんの大事なポイントですが、責められているときだけではなく、逆に男優さんを責めているとき(奉仕しているとき)にも心掛けなければならない点があります。
たとえばフェラのシーンなどで、髪の毛で咥えている口元が見えなくなってしまったり、自分自身の顔・表情が見えなくなってしまったりする場合があります。
そういうときに、指摘される前に自分で髪の毛をかきあげて、カメラにしっかり口元や表情などが映るように気を配れるのが、デキるAV女優さんです。
「自分は巨乳・美乳が売り」だと思っているのであれば、騎乗位で上半身を反らせるようにしておっぱいの揺れが目立つようにするとか「お尻には自信がある!」のであれば、バックのときにお尻を突き出したり騎乗位では自分からお尻を振ってお尻の丸みとエロさをアピールするとか。
これなんかは、特に「巨乳を見せるAV」や「お尻を見せるAV」など、撮影しているAVのジャンルがはっきりしているのであれば、必須のテクニックと言えますね。
単にセックスをするだけではない、見ている男性がエロいポイントをわかりやすく見られて興奮しやすい映像が撮影できるようにするのが、AV女優さんとしての腕の見せどころでもあるんです。
男優さんのテクニックで痛みを感じてしまうケースも……
AV男優さん、それもベテランのAV男優さんともなれば、誰もが「代表するテクニック」を持っているもの。
クンニだったり、体位だったり、ピストン運動の早さだったり、潮吹きだったり……。
ただこういったベテラン男優さんたちのテクニック、女優さんによっては気持ち良さではなく、痛さを感じてしまうケースもあるんです。
それはこれらのテクニックは、実用性があるのと一緒に「AVとして見栄えがする」テクニックでもあるため。
潮吹きのため、指をアソコに挿入してガシガシ動かされれば「気持ち良い」という女の子もいれば「痛い」という女の子もいて当たり前です。
でも「痛い」と言わず、あたかも感じているように見せて潮を吹く……そんな状況もあるんです。
あとは腰同士がぶつかってパンパン激しい音を立てる「激ピス」なんかも、アソコが弱い女の子にとっては気持ち良さよりも痛さを感じてしまうかもしれません。
もちろん、我慢できなければ力を緩めてもらうこともできるでしょうが、出演している作品自体が「潮吹き作品」や「激ピス作品」だった場合などは、ちょっと我慢しなければならないかも。
そういう場合は、演技力も重要になるでしょう。
よくこういった男優さんたちのプレイを、AVを見た男性がマネして女の子から「AVのマネはNG!」なんてダメ出しされることもあります。
そういったプレイでも、本当に気持ち良く感じているように見せるのがAV女優さんのお仕事。
「AVはファンタジー」なんて言いますが、それはレイプ作品や痴漢作品ばかりではなく、こういったセックスの部分にも当てはまる言葉なんです。
まとめ
今回の記事を読むと「AV女優さんにとって、撮影でのセックスは楽しくないものなのかな?」なんて心配になってしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。
多くのAV女優さんは、AV撮影のなかでも気持ち良くセックスを楽しんでいます。
そうでなければ、あまりにも演技っぽくなってしまって見ている男性も「ん?」と思ってしまうでしょう。
もちろんAV女優さんの感じ方にも個人差があります。
「撮影だと思うと、気持ち良いけどそれなりの気持ち良さ」という女の子もいれば「撮影なのに本気でイッちゃうことが多くて……」という女の子も。
さらに撮影当日の体調とか、相手の男優さんが誰かとか、出演作品のジャンルが得意か苦手か……なども関係してきますので、そういった現場ごとの状況にも対応できるような能力が求められるわけですね。
もし実際にはイケなくても、まるで本当にイッているように見せる、または本当にイッてしまっても、しっかりAVとして魅せるポイントへの気遣いは忘れない、それがAV女優さんとして活躍するためには、非常に大事なことなんです。
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