AV女優さんと風俗のお仕事を兼業するのはアリ?メリットとデメリットについて解説
性産業に従事することを考えたとき、風俗で働くかAVに出演するか、で悩む女の子も多くいるようです。
どちらも自分の身体を使って、性的なプレイをおこなってお金を稼ぐ、という点では同じですが、AVに出演するのと風俗で働くのとでは、まったく違う点が多いもの。
いったいどちらが良いんだろう、と悩んでしまう気持ちもわかります。
しかし現在、AV女優さんも風俗嬢さんも、なかなか稼ぎにくい時代になってしまったと言えるかもしれません。
AV女優さんは「AV新法」が登場してきたことにより、企画女優さんを中心に撮影のオファーが減少してしまっています。
そもそもAVメーカーさんが撮影するAVの本数自体が減少してしまっていることもあり、メーカー専属のAV女優さんや人気キカタン女優さんにお仕事が集中する、という現象が起きているわけですね。
そして風俗嬢さんの場合は、新型コロナウイルスの影響で風俗に遊びに行く男性自体が減ってしまった点が、大きな問題と言えるでしょう。
風俗店のなかには閉店してしまったお店も多く、今も大きな影響を受けている風俗嬢さんもたくさんいるんです。
そういった理由もあり、今後増えていくのではないか、と想像されるのが「AV女優さんと風俗嬢さんの兼業」をする女の子の存在。
もちろんこれまでも、AV女優さんをしながら風俗店にも所属している、という女の子はいましたが、今まで以上に兼業を考える女の子が増えてきてもおかしくない状態です。
ではAV女優さんと風俗嬢さんを同時並行で兼業すると、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
AV女優さんと風俗嬢さんを兼業することによるメリットとは?
まずはAV女優さんと風俗嬢さんを兼業することで、女の子にとってどのようなメリットがあるのかをご紹介しましょう。
想像する以上にメリットはたくさんあるので「兼業も悪くない」と思えるかもしれませんよ。
①収入がアップする
単純に「AV女優さんとしての収入」と「風俗嬢さんとしての収入」が手に入るわけですから、当然収入はアップします。
もちろんAV女優さんとしては撮影が入らなければ収入はありませんし、風俗嬢さんとしても男性とプレイをしなければ無収入(出勤することで最低保証のお金はもらえるお店もある)ですが、2つ合わせればそれなりの収入は得られるでしょう。
AV女優さんも風俗嬢さんも、身体を張ったハードなお仕事ですから、それに見合った収入が得られなければ、少し考えるべきかもしれません。
②AV女優さんとしてor風俗嬢さんとしての知名度でお互いにお仕事が増える
AV女優さんとしての知名度があれば、風俗で働いたときにファンの男性が遊びに来てくれる可能性がアップします。
もしAV女優さんとしての知名度がそれほど高くなくても、風俗店のホームページなどで「現役AV女優さん!」などとしてアピールしてもらえれば、その肩書に魅力を感じた男性から指名がもらえるかもしれません。
風俗嬢さんとしては、男性とのプレイが増えれば単純に収入が増えるわけですから、大きなメリットとなるでしょう。
また逆に、有名風俗嬢さんがAV女優さんとしてデビューするパターンも考えられます。
こちらも「有名風俗嬢さん」の肩書があることで「一度AVを見てみよう」と考える男性も出てくるでしょうから、メリットになると言えます。
③お互いの仕事で時間の融通が利きやすい
副業としてAV女優さんや風俗嬢さんをしている場合、どうしても本業との時間の調整が大変になってしまう場合が出てきます。
特にAV女優さんの撮影になると、時間がしっかり決まっている場合がほとんどなので「いきなり行けなくなった!」なんて場合は、たくさんの人に迷惑をかけてしまうでしょう。
その点、風俗嬢さんの出勤は比較的自由な点があります。
もちろん、出勤予定だったのに当日いきなり欠勤する、なんてことは論外ですが、あらかじめお休みで申請しておけば、よほどのことがない限りお休みをもらえます。
そのため、別のお仕事と兼業するより、AVと風俗の兼業は時間の融通が利かせやすいのです。
④お互いの仕事で磨いたテクニックを活かせる
AV女優さんも風俗嬢さんも、セックステクニックが重要になるお仕事です。
特に風俗嬢さんの場合は「男性を直接感じさせるテクニック」が、AV女優さんの場合は「自分を魅力的に見せるテクニック」が身に付きます。
これらのテクニックを組み合わせることによって「自分を魅力的に見せられるテクニシャン」という、非常に性産業でお仕事をするうえで強力なスキルを身に付けられるんです。
AV女優さんと風俗嬢さんを兼業することによるデメリットとは?
AVと風俗を兼業することによるメリットはさまざまなものがあります。
しかし、そううまいことばかりではないのが、世の中の難しさ。
もちろん、AVと風俗の兼業によるデメリットも存在しているわけですね。
もしAV女優さんと風俗嬢さん、同時にチャレンジしたいと考えているのであれば、これからご紹介するデメリットは頭に入れておかなければならないでしょう。
①性病に感染する危険性がある
風俗で働くと、どうしても性病に感染する危険性を防げません。
お店にやってくるお客さんが必ず性病検査をしているとは限りませんし、なかにはお客さん自身も感染に気付いていない場合も考えられるためです。
特に現在、性病のひとつである「梅毒」が日本で増加している事実があり、特に風俗で感染しているケースが多い、と言われているのです。
AVに出演するときには性病検査を受けて、感染していないことを証明しなければなりません。
しかし性病検査は撮影ごとに受けるのではなく、月に1回程度とされています。
つまり一度性病検査を受けて、次に検査を受けるまでの間に性病に感染してしまったら、そのままAVの撮影に参加する事態も考えられるわけですね。
風俗と兼業しているAV女優さんは、その危険性がAV専業の女優さんよりも高くなりますので、撮影のオファーが減少する可能性はゼロではありません。
②風俗のお客さんはAV男優さんのような丁寧なプレイをしてくれない場合もある
AV男優さんは、AV女優さんの身体を傷付けないように、非常に気を遣っています。
爪はしっかり短く切っていますし、身体の各部分も清潔さを保つのがAV男優さんの常識。
そのため激しい手マンをされても腟が傷付かず、カラミでも不快な思いをせずに済んでいるわけです。
しかし風俗に遊びに来る男性は、ほとんどが素人の男性。
なかには爪が伸びていて女の子の身体に傷付けてしまったり、不潔で不快な思いをさせられることもあります。
そういったケースに我慢ができないなら、兼業は少し厳しい部分があるでしょう。
③恨みを買ったりトラブルに巻き込まれたりする場合もある
名前が知られているAV女優さんが風俗で働く場合は、お客さんとトラブルになる可能性もあります。
たとえばプレイに満足できなかったお客さんが悪い評判をインターネットで流す、なんてケースも考えられるでしょう。
さらにお店から帰宅中の女の子の後を付けて自宅を探ろうとするケースもありますし、プレイ中に暴力を振るわれる可能性もゼロではありません。
もちろん兼業でない風俗嬢さんも同様のケースに遭う場合はありますし、お店の店員さんも気を配ってはくれるでしょうが、AV女優さんは知名度があるぶん、危険性も上がるのです。
まとめ
AV女優さんと風俗嬢さんの兼業をおこなうのは、メリットもありますがデメリットもあります。
特に性病の感染などは、AV女優さんとしてのお仕事に直接大きな影響を与えるので、悩ましい部分でしょう。
もしAVと風俗の兼業を考えているのであれば、自分ひとりで決めずにプロダクションのスタッフに相談してみるべきですね。