AV女優さんが人気を獲得するためには、まずはルックスやスタイルが重視されるのは多くの方がご存じでしょう。
美人であれば、男性が「こんなキレイな女の人のAVなんて、見たくて当然でしょ!」と考えてくれますし、スタイルが良ければ「こんなナイスバディーな人がエロいことを……たまらん!」と考えてくれます。
「男性って、そんなに単純なの?」と疑問に思うかもしれませんが……はっきり言いましょう、男性はエロいことに関してはかなり単純です。
もちろんルックスやスタイルの良さでデビュー作や2作目あたりまでは売れたとしても、肝心のセックス自体がイマイチであれば人気は下降していってしまいますが、それはまた別の話です。
では「ルックスもスタイルも、そこまでバツグンとは言えないな……」なんて女の子は、どうすれば良いのでしょうか?
「整形する」……それもひとつの手段ですが、そんな苦労をしなくても人気を出せるかもしれないポイントがあります。
それが「肩書」です。
男性がグッとくるような肩書を付ければ、興味を惹かれた男性がAVを見てくれる可能性が高まるのです!
では具体的に、AV女優さんの肩書にはどのようなものが人気があるのかをご紹介しましょう。
今も昔もやっぱり強い「現役女子大生」の肩書!専門学校系もアリ!
AV女優さんの肩書として、今も昔もよく見かけるのが「現役女子大生」の肩書です。
男性にとって、単純に若さを連想させる点と、勉強に励むべきである大学生がAVに出演しているというギャップがある点、このあたりが人気の秘密でしょうか。
マイナーな大学よりも、偏差値も高い有名大学の方が肩書として強さがあるのは、このギャップがより強くなるため、と考えられます。
また同じ学生系でも、最近だと「専門学校生」も増えてきました。
たとえば「看護専門学校生」とか「声優専門学校生」とか「美容専門学校生」とか、そういった専門学校に通っている女の子ですね。
「一般的な大学生より、専門学校生だとマニアックじゃない?」と考えるかもしれませんが、そのマニアックさこそが好きな人にはハマる要素となります。
また「学生」の要素と「看護師」「声優」など「職業」の要素を兼ね備えているのも、専門学校生の強みとなる部分です。
AV女優だけでなく作家としても活躍している、紗倉まなさんは工業系高等専門学校出身です。
彼女の場合は、デビュー時はそこまで専門学校生であることは強くアピールされていませんでしたが、本人の「工場萌え」や「バイク・車好き」というキャラから、逆に高専出身であることが知られるようになって売りポイントと変わっていった珍しいパターン、と言えるでしょう。
職業系の肩書「元○○」は強い!「現役○○」はもっと強い!
学生ではなく、職業系の肩書もAV女優さんにとっては大きなアピールポイントになります。
そもそもAVの世界では「看護師」や「女教師」といった「職業モノAV」が高い人気を持っていることからも、男性が「こんな職業の女の子とエッチなことがしてみたい!」という妄想を抱いているのがわかるでしょう。
AV女優さんがその職業の衣装を着ているだけでも興奮するのですから、もし「元看護師です」なんて女の子が看護師モノAVに出演すれば、それだけでも注目を集めるものなのです。
ある意味「人妻」なんてのも、職業系の肩書に含まれるのかもしれません。
ただしこの職業系の肩書、AV業界へ飛び込んでくる女の子たちの間口が拡がった結果として、看護師やCAなどのある意味「鉄板」だった肩書を持つ女の子がかなり多くなってきた面もあります。
だからと言ってもちろん、その肩書が通用しなくなったわけではありませんが、イマイチ新鮮味は薄れてきているのも事実。
そこで喜ばれるのが「元○○」ではなく「現役○○」の肩書。
「元」と「現役」では、その肩書から受けるイメージが段違いで、興奮具合も段違いも高くなると言えるのです。
もちろん「現役のままでAVに出演する」ハードルは非常に高いものですが、だからこそ見ている男性は興奮できるわけですね。
またインパクトの強さとしては、あまり見かけない職業などもアリでしょう。
「元自衛官」や「元プロダンサー」や「元プロスポーツ選手」などは、さすがに数も少ないので注目を集めます。
またなんと言っても強い肩書は「元芸能人」。
こればかりは名乗ろうと思ってもなかなか名乗れるものではありませんので、現在でもAV女優さんの肩書としてはトップランクと言えます。
ただしこちらも、昨今の「地下アイドルブーム」で、ほとんど知られていない元アイドルの女の子が名乗っていることも増えたのですが……。
AV女優さんが「こんな肩書を名乗っちゃおう!」とウソをついても問題はない?
「私はこの肩書を名乗れます!」というものがある女の子なら良いですが、なかなか注目を集められそうな肩書が思いつかない、というケースも考えられます。
そこで「じゃあ大学行ってないけど、現役大学生って名乗っちゃおう!」とウソをつくのは問題ないのでしょうか?
罪になるかならないか……的な話をすれば、ウソをついても罪にはなりません。
俳優さんがドラマに出る際に刑事を演じたからと言って、警察から怒られないのと同じことで、AVの世界はある程度「虚構」であり、AV女優さんは「AV女優」という役割を演じている部分があります。
そのため、大学に通っていなくても「現役大学生」を名乗ることに問題はないのですが……もちろんバレたら、AVを見ているファンのなかには「ウソつき!」と怒る人も出てくるでしょう。
特に現在はインターネットが拡がったことで、誰かが「ウソだ」と気付いたら比較的簡単にその情報が拡散してしまう時代になりました。
またAV女優さんや芸能人さんの経歴や本名といった情報をまとめて発信するようなサイトも多いので、下手にウソをつくとあっという間にバレてしまう危険があります。
もちろんだからと言って、経歴などをすべて正直に明かす必要はありません。
でも肩書については、実際の肩書に多少アレンジを加える程度にしておいて、万が一のときにボロが出てしまう危険は少なくしたほうが良いでしょう。
そういった意味で、まったく完全なウソの肩書は名乗らないほうが良いでしょうね。
まとめ
AV女優さんの肩書は、そのAV女優さんが出演する作品の売り上げをアップして人気を高める、重要なツールとなる部分です。
だからと言って、全然経験がない職業を名乗ったり、ウソをついたりするのはバレたときのリスクが高すぎるので、避けたほうが良いでしょう。
「私は現役女子大生だから、そのまま肩書にできる!」という場合でも、少し考えてみる必要があります。
現役女子大生が素直に「現役女子大生」を肩書にしてしまうと、本当かどうか調べようという人が出てきて、いろいろと調べられて身バレしてしまい、大学にもAV出演がバレて問題になる……というケースも考えられるためです。
AVデビューのときに名乗る肩書については、こういった事情も考慮してしっかりプロダクションのマネージャーやスタッフと相談し、決めるようにしましょう。
そして一番忘れてはいけないことは、どんなに男心をそそるような肩書を持っていても、AV女優さんとして成功できるかどうかは自分自身の頑張りにかかっている、という点です。
逆に言えば、たいした肩書がなかったとしても、プレイのエロさやファンから親しみを持たれるキャラクターなどがあれば、十分に売りポイントになるということ。
女性としての魅力を磨いて、ファンから好かれる女の子になれるように、プロダクションやメーカーのスタッフさんと一緒に頑張りましょう!