AV女優はAVで共演するAV男優を選べる?どうしても共演したくないときの対応法もご紹介!
AV女優はAVでAV男優と共演するのがメインのお仕事ですが、その際に共演する男優を指名できるのかは、気になるポイントでしょう。
どんなAV女優でも「好み」はありますし、できれば好みのAV男優とお仕事したい、と考えるのは自然な感情です。
結論から言ってしまえば、AV女優は共演するAV男優を基本的には指名はできません。
ただし「基本的には」と言ったように、時と場合によってはAV女優がAV男優を指名できるケースもあります。
なぜAV女優がAV男優を指名するのが難しいのか、どういったケースでAV女優がAV男優を指名できるのか、ご紹介しますので、参考にすれば自分好みのAV男優との共演する機会がきっと増えるでしょう。
また逆に、場合によっては「どうしてもこのAV男優とは、お仕事を一緒にしたくない!」といったケースも考えられます。
そういったケースにはどう対応すれば良いのかもご紹介しますので、AV女優として活動する際の参考にしてくださいね。
AV女優が基本的には共演するAV男優を選べない理由はAV制作上のスケジュールが大きく影響している
先にも述べましたが、AV女優は基本的には共演するAV男優を選べません。
それには複数の理由がありますので、順番にご紹介していきましょう。
①AV制作のスケジュールに余計なロスが生まれてしまうため
AVの制作は「AVメーカーの制作スケジュールに合わせて進行していく」ものです。
AVメーカーに所属しているプロデューサーや監督は、毎月数タイトルのAV制作を同時進行している場合がほとんど。
そのためAVのキャスティングは、AV女優とAV男優、ほぼ同じ時期にオファーを出さなければ制作スケジュールに時間のロスが生まれてしまいます。
つまり「AV女優とAV男優に出演オファー」→「AV女優とAV男優が出演OKなら出演契約を交わす」流れになるわけですね。
しかし、AV女優が共演するAV男優を指名するとなると、流れ的には「AV女優にオファー」→「AV女優がOKなら出演契約」→「AV女優が共演したいAV男優を指名」→「指名されたAV男優にオファー」→「AV男優がOKなら出演契約」と、圧倒的に時間がかかってしまいます。
しかもこれは「一番スムーズにいっての流れ」であり、AV男優がスケジュール的にNGな場合などは、さらに新しいAV男優にオファーして……と、さらに時間のロスが生まれる可能性があるわけです。
そこで無駄な時間を使ってしまうと、どんどん実際の撮影準備の時間が失われていくので、AVメーカーはAV女優にAV男優を指名させる、との行動には基本的には出ないんですね。
②AV男優の数が少ないのでスケジュールを合わせるのが難しいため
AV男優は、それ1本で食べていける「プロのAV男優」と呼べる高い技術や体力を持った人は実はそれほど人数がいません。
そのため1日のうちに何本もの現場を掛け持ちしているAV男優が多く、連日大忙しなので、スケジュールを合わせるのが難しいのがAV業界の実情です。
とくにAV女優からの指名となると、ほぼ丸一日AV男優のスケジュールを押さえなければならなくなりますが、実際問題としてAV女優から指名されるような人気AV男優のスケジュールを丸一日押さえるには、よほど早い段階からオファーしなければまず不可能でしょう。
③AVの内容に合わせたキャスティングができなくなるため
AVには当然ですが「こういう作品を撮影したい!」との、プロデューサーやAV監督の考えが存在しています。
そのためAV女優が共演するAV男優を指名してしまうと、AVのイメージと出演しているAV男優のイメージがまったく違うものになってしまう可能性が出てくるわけです。
万が一そんなことになってしまったら、せっかく撮影するAVが台無しになってしまい、発売するAVメーカーにも出演するAV女優・AV男優にもまったくメリットがない状態になってしまいかねません。
そういった事態を避けるためにも、AV男優の指名は認めていないAVメーカーが多いんです。
AV女優が共演するAV男優を指名できる数少ないケースとは?
基本的に不可能な、AV女優による共演するAV男優の指名ですが、例外的に数少ないケースでは指名が可能です。
たとえばAVメーカーと専属契約を結んでいる単体女優の場合、かなり前からAVメーカーに「このAV男優と共演したい!」とアピールしていれば、OKしてもらえる可能性はあるでしょう。
専属女優は基本的に毎月1回のAV撮影となっているため、撮影のスケジュールも比較的ズラしやすく、指名したAV男優のスケジュールと合わせやすくなるためです。
とは言っても、撮影ギリギリになって「このAV男優と共演したい!」と言った場合はスケジュール調整が難しいのは確かですので、とにかく早め早めにアピールしておくのが大切でしょう。
ただし当然ですが、毎回指名できるわけではありません。
「デビュー○周年」など、なんらかの記念作のご褒美的なものとして、AV男優を指名できる(可能性がある)程度、と言えるでしょう。
また毎回AV男優の指名ができない理由としては、次のような理由も考えられます。
①同じAV男優と共演ばかりしていると作品がマンネリ化してしまう
AV女優がどの作品でも同じAV男優と共演していると、ユーザーからすると「またこのAV男優とカラんでるのか」と、マンネリを感じてしまいます。
これは作品のコンセプトやテーマが変わっても、共演しているAV男優が同じだとどうしても感じられてしまう部分です。
とくにAV男優は数が少ないこともあって、それほど頻繁に共演しているわけでもないのに「また同じ男優とセックスしてる」と思われてしまいがち。
それが毎回同じAV男優とセックスをしていたら、より強くそう考えられてしまって当然と言えます。
このマンネリ感が出てしまうと、AVの売り上げに大変大きな影響を与えますので、AVメーカーとしては毎回同じAV女優とAV男優を共演させるようなことは基本的には避けているわけです。
②AV女優とAV男優が「ガチ恋」に陥ってしまう可能性を避けたい
何度も共演していると、AV女優とAV男優が「ガチ恋」に陥ってしまうかもしれません。
そもそもAV女優がAV男優を指名する、というのは、ある程度の好印象をもともと抱いている証拠です。
それが何度も共演することで、本当の恋に発展する可能性はゼロとは言えないわけです。
AV業界的には、AV女優とAV男優の恋はNGですので、AVメーカーとしては本当の恋愛に発展してしまいそうなシチュエーションを整えるのは避けたい、と考えています。
AVメーカー、AV女優が所属するプロダクション、AV男優とさまざまな方面を巻き込んだトラブルになりかねませんので、そういったトラブルは起こらないようにするのがAVメーカーの役割でもあるわけですね。
どうしても生理的にムリなAV男優は「共演NG」にするのも可能
「共演したいAV男優」の真逆に「共演したくないAV男優」ができてしまうのは、AV女優のお仕事柄、仕方がない面があります。
なんとなく顔が苦手、しゃべり方が苦手、愛撫の仕方が苦手……など、些細なきっかけでどうにも相手のことが苦手になってしまうケースもあるでしょう。
もしAVの共演相手が、そんな「苦手なタイプ」に該当してしまった場合、ムリして共演を続ける必要はありません。
もちろんその現場内では我慢しなければなりませんが、次の現場からは共演せずに済むように、プロダクションのスタッフに「共演NG」を伝えれば良いでしょう。
そうすればプロダクションのスタッフからその情報が各AVメーカーに伝えられ、その後の共演はなくなるはずです。
ただし先にも述べたように、AV業界には捕獲的に活動しているAV男優はそれほど人数が多くありません。
ちょっとしたことで「あの人はNG」「この人もNG」としてしまうと、AVメーカーにとっては「使いづらいAV女優」となってしまって、撮影自体が減ってしまう可能性が高い点には注意しましょう。
まとめ
AV女優は、基本的には共演するAV男優を指名できません。
メーカー専属の単体女優の場合はAV男優の指名ができる可能性はありますが、けっしてその機会は多くはないでしょう。
またどうしても苦手なAV男優は、共演NGにすれば一緒にお仕事をすることはなくなります。
ただしAV女優は、さまざまなAVに出演するためにはどんなAV男優ともお仕事ができるのが非常に大切です。
誰とでも一生懸命お仕事ができる、そんなAV女優がAVメーカーから見ても、ファンから見ても魅力的な女の子だ、と心して活動していくべきでしょう。