AV新法で定められた「撮影一ヶ月前契約」の影響でAV女優さんの健康管理がますます重要に!

AV新法で定められた「撮影一ヶ月前契約」の影響でAV女優さんの健康管理がますます重要に!

愛弓

AV女優さんにとって、まさに「身体は資本」です。

「美しくてセクシーな裸を見せることでAV女優さんとしての人気が出る」という意味もありますし、同時に「ハードなAV女優さんとしての活動をおこなうためには、健康な身体が大事」という意味もあります。

AV業界のことを知らない人たちからは「カメラの前でセックスをするだけ」なんて言われたりもしますが、実際にはAV撮影は非常にハードな仕事です。

早朝から集合して現場に入り、さまざまなシーンを撮影し、ときには日付が変わるくらい遅くまで撮影し続けることもあります。

近年では「撮影経費削減」の影響を受け、景気の良い時代であれば2日、3日かけて撮影していたようなAVを1日で、まさに目の回るような分刻みのスケジュールでおこなう場合も。

動画部分の撮影だけではなく、それにあわせてジャケット用写真の撮影などもおこなわなければならないことを考えると、そのハードさはとんでもないレベルです。

しかもキカタン女優さんや企画女優さんの場合、そんな撮影が月に何本も入る可能性がある……そう考えれば、AV女優さんにとって体調管理が非常に大切であることは理解できるでしょう。

そしてそれに加えて、AV新法の成立によって新しく加えられた「撮影の1ヶ月前に契約が必要」というルールによって、ますますAV女優さんの体調管理が重要になっていることを知っておくべきでしょう。

ではなぜこのルールがAV女優さんの体調管理に影響しているのか、説明していきます。

以前は急な体調不良で撮影を休まざるを得なくても代役のAV女優さんで撮影ができた

AV女優さんがどんなに体調管理を徹底しても、ずっと100%健康でいられる人はまず存在しません。

人間である以上、どんなに気を付けていても体調を崩してしまうことはあるでしょう。

もしAV撮影が入っている日に体調を崩してどうしても参加できそうにない場合は、これまでだったら撮影の延期か、ほかのAV女優さんに急遽代役として参加してもらうか、メーカーにはこの2つの選択肢がありました。

もちろん単体女優さんの場合は代役を立てることはできませんので延期せざるを得ないのですが、キカタン女優さんや企画女優さんの場合は代役を立てる場合も多かったのです。

●急遽体調不良になってしまったAV女優さんがいても代役が立てられれば撮影ができる

撮影を急遽延期したとしても、当日のスタジオ代などの経費やAV男優さんや共演予定のAV女優さん、撮影スタッフさんやメイクさんなどの人件費などはかかってしまいます。

これらの経費は撮影延期した場合、まるっとAVメーカーさんにとっては損になってしまいます。

しかも撮影延期となった場合、もう一度スタジオを押さえて、AV男優さんや共演予定のAV女優さん、スタッフさんのスケジュールを押さえて……と、非常に手間も経費も大きな負担となるわけです。

そういったことを考えれば、メーカーさんとしてはできれば体調不良のAV女優さんが出た場合は可能な限り代役を立てて撮影したい、と考えて当然と言えるでしょう。

●代役となるAV女優さんにもメリットはある

AV女優さんの代役が必要になった場合、多くの場合は同じプロダクションに所属するAV女優さんにマネージャーから声がかけられることになります。

もちろんあらかじめ「代役になるかもしれない」なんて声をかけられているはずもなく、当日急遽連絡が来るわけですから、うまく代役として参加できるAV女優さんがいるかどうかは運任せになるわけです。

「いきなり言われても……」と困ってしまうAV女優さんも多かったでしょう。

しかしもし代役参加ができれば、もちろん代役になったAV女優さんにとっては収入とともに名前を売り出すチャンスにもなりますので、メリットは大きかったと言えます。

もしその作品がヒットすれば「またあのAV女優さんを呼ぼうか」とメーカーさんから声がかかる可能性も出てくるこも考えれば、代役出演もそう悪いものではないと考えられるわけですね。

AV新法による新ルール「撮影の1ヶ月前契約」によって急にAV女優さんが撮影を休んだ場合も代役が立てられなくなった

これまでは急なAV女優の体調不良には、代役を立てることで対応してきたAV業界。

しかしAV新法の成立によって、AV撮影には新しいルールが付け加えられました。

そのひとつが「AV撮影の1ヶ月前に、全出演者と出演契約を結ばなければならない」というルールです。

これは主に、AVデビューしようとしている女の子が契約をしてから1ヶ月の間、じっくり「本当に出演して良いのか」と考えるために設けられたルールと言えるでしょう。

もちろんAVに出演したことを後悔するような女の子が今後出ないためにも、このようにじっくり考える期間を設けるルールは悪いものではありません。

しかしこれがもうすでにAV女優さんとしてバリバリ撮影をこなしている女の子にも必要か、と言われれば、そこには疑問符しかありませんが……。

●撮影の1ヶ月前に出演契約をしていなければ代役出演もできない

このルールの問題点として「撮影の1ヶ月前に出演契約をしていない場合は、代役出演もできない」点があります。

つまり急遽出演予定のAV女優さんが体調不良になって出演できなくなったとしても、代役のAV女優さんを立てることができなくなってしまったわけですね。

こうなると、もうAVメーカーさんとしては撮影を延期するしかなくなってしまいます。

もし代役を立てる場合は「この日、代役として来てもらうかもしれないから出演契約を交わしておいて」と、代役候補のAV女優さんのスケジュールも押さえて契約しなければならないわけですから、それはあまりにも現実的ではありませんよね。

●体調不良で撮影の延期が繰り返されるとAVメーカーさんから呼ばれなくなる可能性も

もちろんAVメーカーさんとしては、AV女優さんが体調不良で撮影ができなくなってしまっても「無理してでも来てください」なんてことは言いません。

仕方がないとして、撮影延期をしてくれるでしょう。

しかし1度ならばともかく、もし同じAV女優さんの体調不良による撮影延期が何度も繰り返されたら、AVメーカーさんはどう思うでしょうか。

「この子に頼むと、また延期されるかも……」と考えて「危ないからオファーはしないようにしよう」となってしまっても不思議はありません。

そういったことを考えると、今後AV女優さんとしてお仕事をしていくうえでは、できるだけ体調を崩さないように体調管理をする重要性がますますアップしている、と言えるのです。

●自分以外の出演者の体調不良によってAV撮影が延期される可能性もある

AV女優さんだけではなく、AV男優さんや共演のAV女優さんが体調不良担ってしまった場合にも、撮影が延期されてしまう可能性があります。

延期された日のスケジュールが空いていればまだ良いですが、もし別の予定で埋まっていた場合は出演できなくなってしまうかもしれません。

その可能性は頭に入れておかないと、いざ現実にそうなった場合にショックは大きくなってしまいますので、覚えておくべきでしょう。

まとめ

AV女優さんにとって体調管理が重要であることは、以前から言われていたことです。

しかし今後、AV新法の「撮影の1ヶ月前に出演契約」ルールによって今まで以上に体調管理の重要性がアップしたことはご理解いただけたでしょう。

とは言っても、体調を崩してしまう可能性へゼロにはできません。

もしそういう場合は無理に撮影に参加しようとせずに、勇気を持って撮影を休むことも大切です。

責任感の強い、マジメなAV女優さんほど無理をしてしまいがちですが、無理をしてさらに体調を崩してしまったら元も子もありません。

体調に異変を感じたら早めにプロダクションのマネージャーに連絡して、撮影が入っているメーカーさんに連絡してもらうようにしましょう。

いったんはメーカーさんに迷惑をかけてしまうかもしれませんが、それはその後のお仕事で挽回すれば大丈夫です。

けっして無理はせず、健康も考えてAV女優さんとしてのお仕事ができるようにサポートしますので、なにかあったらすぐに相談してくださいね!