AV業界には面接がたくさん!そのなかのひとつ「監面(監督面接)」とはどういう面接なのかをご紹介!
AV業界は、働きたいと希望すれば働かせてもらえる業界……そんなふうに勘違いしている人はいないでしょうか?
たしかに、AV女優さんになりたがる女性が少なかった時代では、自分からAVに出演したいと希望する女性は多くはありませんでしたので、自分から出演希望すれば出演できた可能性はあります。
しかし現在では、自分から「AVに出演したい!」と希望して、プロダクションやAVメーカーさんに連絡をしてくる女の子が多くなってきた時代です。
そのため、ただ単に出演希望すればAVに出演できるわけではなく、さまざまな面接を受けてAVに出演する流れができあがっています。
AV業界の面接には、プロダクションに所属するための面接や、AVメーカーさんからお仕事をもらうための面接など、複数の種類の面接が存在しています。
これらの面接はなんとなくイメージが掴みやすいでしょうが、今回説明する「監面(監督面接)」とはどういったものなのか、言葉だけではイメージできる女の子は多くはないでしょう。
AV女優さんがAVに出演するために、非常に重要な存在である「監面」について、今回はご説明します!
AV女優さんが受ける面接のひとつ「監面」とはどういったもの?あらかじめ知っておくと安心!
「面接」と聞くと「どんなことを聞かれるんだろう?」「落ちたらどうしよう?」など、不安に感じてしまうAV女優さんもいるかもしれません。
もちろんほかの面接では「合格、不合格」がはっきりとありますので、そういった不安を感じるのは当然ですが、この「監面」に限ってはそれほど心配する必要はない、ということを先にお伝えしておきましょう。
ただこう言うと「え?じゃあ、監面ってなにをするの?」と、余計に不安に感じてしまうかもしれませんが、不安に感じずに世間話でもするようなつもりで受けても、大きな問題はありません。
適当に受けて良いわけではありませんが、気軽な感じで受けると良いでしょう。
では「監面」とはそもそもどういった面接で、具体的にどういったことを聞かれるのかをご紹介します。
①「監面」はAV女優さんが出演するAVの監督さんとの面接
「監面」は「監督面接」の略語であることからもわかるように、AV女優さんがAVに出演する前に、そのAVを担当する監督さんとの面接です。
また監督さんだけでなく、担当のプロデューサーさんも同席する場合が多く、そのため基本的にはメーカーさんの会議室などに集まっておこなわれます。
ただしどうしても都合がつかない場合などは、リモートでおこなわれる場合もありますし、AV女優さんに直接会うことに重要性を感じていない監督さんの場合は、電話やFAXなどで簡単に済ませる場合も考えられます。
とは言っても、基本的には「監面」は全員が顔を合わせておこなわれるものですので、予定が入ったら出席できるようにしておきましょう。
②「監面」は基本的にはAV女優さんと監督さんの「顔合わせ」の場
「監面」は、すでにそのAVに出演するのが決定しているAV女優さんに対しておこなわれるものです。
つまり、この「監面」の結果で出演がなくなる、なんてケースはほとんど考えられません。
面接というよりは、AV女優さんと監督さんの「顔合わせの場」である、と考えておくと良いでしょう。
何度も顔を合わせているAV女優さんと監督さんならばともかく、初めて会う場合はお互いに「どんな人間なのか」がわかりません。
知らない監督に撮影されるのはAV女優さんも不安でしょうから、その不安を解消する目的があります。
また監督さんも、実際のAV女優さんに会うことで作品をどのように撮影するか、イメージを膨らませられるんです。
注意点としては、出演が決まっているからと言って、安心しきっていてはいけない、という点があります。
AV監督さんが「この女優さんは、これから撮影するAVには合わないんじゃないか?」と考えたら、キャスティングが白紙に戻ってしまう可能性もゼロではないんです。
とは言っても、そういったケースはほとんどありませんので、普通にお話していれば良いでしょう。
AV女優さんの「監面」がおこなわれる理由とは?AVに出演する際のさまざまな確認と説明がメイン
「監面」は、AV女優さんと監督さんの顔合わせの場ではありますが、単純に世間話や談笑して終わるわけではありません。
きちんとAV女優さんがAVに出演するうえで大切になるものですので、しっかりと「監面」がおこなわれる理由と、どういった確認や説明がされるのかを知っておいてください。
●「監面」で確認されること①AV女優さんのNG確認
まず「監面」で確認されるのは、出演するAV女優さんのNG事項です。
AV女優さんのNG事項は、あらかじめプロダクションでも聞かれますし、AVメーカーさんへの出演面接でも確認されるものです。
しかしプロダクションや出演面接で聞かれるNGは「レズ」「SM」など、多くの女優さんに当てはまるような広いものになるため、あまり細かい点までは把握しきれていないケースもあります。
たとえば体位のなかでも「バックは嫌い」だとか、プレイのうえで「乳首をいじられ過ぎると痛くなってしまう」だとか、そういう細かい部分でAV女優さんが「イヤだ」と考えるようなプレイが存在しているわけですね。
「監面」では、こういったAV女優さんが「イヤだ」と感じるようなプレイを可能な限り減らすため、さまざまな質問がされるんです。
逆に「こんなプレイが好き」などの情報があれば、それを撮影に組み込んで、AV女優さんがより魅力的に撮影できるようにする場合もあります。
●「監面」で確認されること②撮影内容の説明と確認
「監面」では、用意されているAVの台本にそって、どういった内容の撮影がされるのか、どういったプレイがあるのかをAV女優さんに説明してくれます。
「手マンがあって、手コキからフェラがあって、カラミの体位はバックと正常位で……」など、撮影内容について細かい説明があるんです。
そのうえで、AV女優さんにとって「やりたくないプレイはないか」「心配な点はないか」など、確認してもらえるわけです。
この時点で、苦手なプレイや心配な点があったら、しっかりと伝えるようにしましょう。
そうすれば、その場で台本が修正されて、AV女優さんがやりたくないプレイはやらなくても済むようになるわけですね。
「これがやりたくない、なんて言ったら、お仕事がなくなるんじゃないか」など考えてしまうかもしれませんが、むしろ実際の撮影現場で「やっぱりできません」なんてなってしまったほうが、監督さんも困ってしまいます。
遠慮せず、正直にイヤなプレイは「イヤ」と伝えて、不安な点があったら確認するようにしましょう!
まとめ
「監面」は、AV女優さんが不安を感じずにAVに出演できるようにするためにおこなわれる、大切なものです。
特にデビューしたばかりのAV女優さんなどは、自分自身でもどういった不安があるのかよくわからない場合もあるでしょうし、監督さんやAVメーカーさんも情報があまりないため、AV女優さんがやりたくないプレイを取り入れてしまう可能性があります。
そういったトラブルをなくすためにおこなわれるのが「監面」ですので、しっかりと話を聞いて、自分のことをちゃんと伝えるようにしましょう。
そうすることで、AV女優さんも監督さんをはじめとするスタッフさんも、楽しくAVの撮影ができるようになるんです。
最初のうちは不安かもしれませんが、プロダクションのマネージャーも同席してくれる場合も多いので、わからないことがあったらその場でも質問して、問題なくAV撮影に臨めるようにしてください!