AV業界の必須アイテム「ローション」について知っておこう!使用する際の注意点についても要チェック!
AVの撮影では、さまざまなアダルトグッズが使用されます。
コンドームをはじめとして、バイブやローターなどのオトナのおもちゃ、エロ下着やコスプレなどの衣装など、さまざまなものが使用されるなか、AV撮影で一番登場する頻度が高いのは「ローション」ではないでしょうか。
ローションはさまざまな利用法があるので、撮影で利用する予定がなくても「とりあえず準備しておく」というAV制作陣も多いはずです。
それでは実際に、AVの撮影現場ではローションはどういった感じで使われることが多いのでしょうか?
ローションを利用する際の注意点についても説明しますので、AV業界で活動するためにもぜひ頭の片隅に入れておいてください!
AVの撮影現場でローションが登場するシチュエーションにはどのようなものがある?
ローションとはどういったものか……は、改めて説明する必要がないくらい、一般的にも知られているものでしょう。
一応簡単に説明すると、ヌルヌルとした粘性のある液体で、塗って滑りを良くするために使われるのがメインの利用方法です。
化粧品のローションと区別するため、アダルトメインの目的で利用される場合は「ラブローション」とも呼ばれますね。
それではこのローション、AVの撮影ではどのように使われることが多いのでしょうか?
①風俗系AVのアイテムとして利用
AVの人気ジャンルのひとつに「風俗系AV」があります。
特に人気があるのは「ソープランド系」と「マッサージ系」でしょうか。
実際のソープランドでもプレイの一環としてローションが使われますし、マッサージ系ではローションのほかにオイルも使われます。
そういった意味で、風俗系AVのリアリティをアップさせるためにも、ローションの使用が必須となっているわけですね。
ちなみにソープランドでは、エアマットの上に男性に横になってもらって、全身ローションまみれになった女の子が身体をヌルヌルと擦り付ける「マットプレイ」で大量にローションが使われます。
マッサージ系の風俗だと、男性の身体にローションを塗ってヌルヌルさせるよりも、女性がマッサージを受ける際にヌルヌルローションまみれにされて、思わず興奮してしまう……なんて小道具として使われるケースが多くなりますね。
②ゲーム企画系のAVでの利用
「女の子がエッチなゲームに挑戦する」といった内容の企画AVでも、ローションの利用頻度は高いと言えるでしょう。
「ローションヌルヌル相撲」や「ローションキャットファイト」、さらには「人間ローションボーリング」のような身体を張った企画など、さまざまなゲーム系AVにローションは登場してきます。
基本的にローションは「ヌルヌルしていて、滑る」ものなので、そういったヌルヌルした液体にまみれた女の子の姿にエロスを感じ、また普段ならうまくいくようなことがヌルヌルでうまくできない、といった姿に笑顔にもなれるわけですね。
③全身ヌルヌル系のマニアックAVでの利用
ローションは身体に塗ると、ヌルヌルテカテカするものです。
女の子のピチピチした肌がヌルヌルした液体に覆われている、またはテカテカと光沢を持っている様子は、好きな人にとってはたまらなくエロい光景になります。
ローションには、そういった「見た目のエロさ」を増幅させる効果もありわけですね。
また「巨乳AV」や「お尻AV」のような、女の子のパーツを強調するAVでも、ローションやオイルなどを使って強調するべき部分のエロさをアップさせる演出がされます。
特に「巨乳AV」ではパイズリはほぼ必須と言えますので、ローションを使って滑りを良くし、気持ち良さそうな見た目をアップさせることが多くなるんですよ。
④AV女優さんがうまくセックスできなかったときに利用
AV女優さんもAV撮影時に必ず濡れて、うまくセックスができるとは限りません。
また男優さんのアソコが大きすぎて、ちょっと痛いケースもあるでしょう。
そういうときには、カメラを止めてローションを使って滑りを良くする、なんて使い方もよくされています。
AV女優さんの身体への負担を少しでも軽減できるように、ローションは活躍しているわけですね。
AVの撮影でローションを利用する際に注意するべきポイントとは?
AVの撮影で利用するローションは、基本的にはスタッフさんが用意して、AV女優さんが安心して利用できるようにもろもろの準備は進めてくれます。
そのためAV女優さん本人は、用意されたローションを使えば良いのですが、そのうえでも注意しておいたほうが良い点があるのは知っておくべきでしょう。
ローション以外のものにも言えますが、すべてをスタッフさん任せにすることはできません。
どうしても限界があるので、AV女優さんとして注意できる部分は自分で注意できるようにしておきましょう。
①ローションが乾いてきてしまったら早めに追加をお願いする
ローションはそう簡単には乾かないようにはなっていますが、あまりにも時間が経過したり、空気が乾燥した状態で使ったりしていると、乾いてきてしまいます。
ローションが乾いてくると、それまでのヌルヌル感が失われてしまい、逆に抵抗感が生まれてしまう場合も。
肌同士が擦れて痛みを感じたり、挿入時に使っていたら男優さんに動かれるたびに痛い思いをしたりするかもしれません。
そういった事態を防ぐため、ローションが乾いてきたと感じたら早めにスタッフさんに追加をお願いしましょう。
カメラが回っていると「止めちゃいけない」と思うかもしれませんが、それでツラい思いをするのは良くありませんので、遠慮なく申し出るべきです。
②肌に合わないローションがあったらあらかじめ告げておく
ローションにもさまざまな成分があり、それぞれ特徴も違います。
基本的には当然、肌に塗ったり口に入ったりしても無害な成分で作られていますが、肌が敏感な人やアレルギーがある人の場合、ローションを使って肌が赤くなったり痛くなったりする可能性は捨てきれません。
もしローションを使ってそういった症状が出てしまったら、すぐにスタッフに申し出て撮影を中断してもらいましょう。
そしてできればそのとき使ったローションについて確認して、プロダクションのスタッフやマネージャーに「このタイプのローションは、私ダメみたいです」と伝えておくべきです。
そうすれば、次からの撮影では肌に合わないローションは使わないように、あらかじめ「NG情報」としてメーカーさんにも伝えてもらえるでしょう。
③足元が滑りやすくなるので転ばないように注意する
単純な話ですが、ある意味ローションを使った撮影で一番注意しなければならないのが「転ばないように注意する」ことです。
特に全身ローションまみれになるようなタイプの撮影では、油断すると転んでケガをしかねません。
移動のときなど、タオルで足を拭いてから移動するので安心……と思っていたら、床にローションがこぼれていて滑る、なんて可能性もあります。
滑って転ぶと単なる笑い話では済まず、大ケガをするかもしれませんので、注意するに越したことはありません。
まとめ
AVの撮影でローションは非常によく使われる小道具です。
しかしそれだけに「みんなが使っているんだから、誰が使っても問題ない」といった意識になりがちでもあります。
もし肌に合わないなどの事実が発覚したら、早めに申し出てすぐ洗い流すようにしましょう。
下手に我慢してしまうと症状がヒドくなって、ほかのお仕事にも影響が出てしまいかねません。
滑って転ぶ可能性なども考えると、意外と危険が多いローション。
注意点をしっかり把握しておいて、撮影でトラブルが起きないように利用するようにしましょう!