「AV女優は借金があるから脱ぐ仕事をしている」「反社会的勢力に脅されていて逃げられない」……そんな「かわいそうな存在」というイメージがあったのは、もう昔の話。
一部ではたしかに「借金を返すためにAVやってます！」という女優もいましたが、そもそも昔から彼女たちは、そんな強制労働のような環境でムリヤリAV出演させられていたわけではありません。
AV業界という世界が、一般の人々にとっては完全に謎に包まれた存在であったために生まれてきた、誤解とも言うべきイメージです。
現在ではかなりAV業界についての情報も一般に広まりつつあり、アイドルのような存在として扱われ、そんな彼女たちの姿に憧れてAV女優さんを目指す女の子も増え……と、業界の健全化としては良い傾向にある、と言えますね。
このようにAV業界が女の子にとって「楽しく働ける場所」になったことで、かつては長くても数年程度だったAV女優さんの活動期間が延び、AV女優歴10年を超える女の子がたくさん登場してきたわけです。
しかしAV女優として活動するうえで、経験するのは楽しいことばかりではありません。
思いもよらない苦労を味わうことも事実です。
そこで今回は、AV女優さんが経験しがちな苦労話について、ご紹介します。
暇なときはとことん暇で忙しくなると眠る間もない!?AV女優さんは体力勝負
AV女優さんとしての苦労話と言えば、まずはお仕事関連から。
カメラの前では元気でエッチな姿を見せている彼女たちですが、裏では思わぬ苦労を味わっていることも……。
①デビューしたてのうちは仕事があまりないが、忙しくなると超ハード！
「AVデビュー、すぐに大人気で大忙し！」なんて女優もいますが、そんな女の子は激レアな存在。
特にキカタン女優や企画女優としてデビューした場合は、なかなかAV出演も決まらず、毎月のスケジュールがほとんど真っ白、なんてことも多いのです。
特に現在は、単体からキカタン、企画まで含めると数千人の女の子がAV女優さんとして活動している時代。
毎月数百タイトルのAVが発売されるとは言っても、なかには仕事にありつけない女の子がいて当然、とも言えますね。
そんな状態でも諦めず頑張って、人気女優になった場合、次から次へと仕事が舞い込んできて、毎月撮影が10本以上、その間にAV以外の仕事としてイベントをおこなったり、グラビア撮影をしたりで寝る間もない状態に……。
「忙しすぎて体調を崩したので、事務所と相談して仕事をセーブしてもらった」なんて話も聞くくらい、ハードな生活になる場合もあるのです。
バランス良く仕事が来てくれればこういった状態にはならないのですが、AV女優さんも人気商売である以上、仕方がない部分がありますね。
②体力的に大変な撮影を求められることもある
AV女優さんは自分の出演する作品を選べるので、企画を聞いただけでNGなAVには出演しなくてOKです。
しかしなかには、意外と知られていない「体力的にハードな撮影」も存在しています。
その代表格と言えるのが「ソープ作品」です。
AV女優さんがソープ嬢となって、さまざまなテクニックを披露する作品ですが、実はこのソープテクニック、体力的にかなりハードなもの。
特にマットに横になった男性にローションを垂らし、女の子が全身をスポンジのように使ってヌルヌルと刺激する「マットプレイ」は、ずっと動き続けなければならない全身運動なので、経験した女の子の多くは「キツかった……」との感想を漏らしています。
「次の日、全身筋肉痛になって動けなかった」なんて女の子も。
そんな状態でも、本物のソープ嬢と同じく笑顔でご奉仕を続けなければならないのですから、かなり大変な撮影であるのは間違いないですね。
③セックスのしすぎでアソコが痛くなる
売れっ子になったら売れっ子になったで、さまざまな苦労があります。
AVの撮影では当然ながらセックスをするわけで、しかも1日に相手や場所を変えたり、責めたり責められたり、さまざまなセックスを何度もする場合も。
まさに「アソコが乾く暇もない」ほどで、突かれ続けてアソコがヒリヒリ、痛くなってしまう、なんて話も聞かれます。
アソコ以外だと「乳首を吸われ続けて取れるかと思った」「ずっとフェラし続けてアゴが痛くなった」なんて意見も。
「AVで活躍するのに必要なのは、ルックスやスタイル以外にいくらセックスしても平気な『鉄マン』です！」と語る売れっ子女優もいるくらい、頑丈なアソコは大切なんですよ。
ヤリマンと誤解されがち！仕事以外の面でのAV女優さんの苦労話
AV女優さんは人気商売ですから、人気が出れば出るほど活動の幅が増えて、多くの人に存在を知られるようになります。
しかしそのぶん、売れてくることで仕事以外の面で大変な思いをする場合もあります。
④SNSにエロい画像が送られてくる
AV女優さんのほとんどが経験していると考えられるのが、SNSアカウントにエロい画像が送られてくること。
「男性のアソコの画像が送られてくる」なんて、有名AV女優さんになれば日常茶飯事なのです。
画像と一緒に「どう思いますか？」とか「エッチしませんか？」とか、そんなメッセージが来ることもあるそうです。
相手は「まあすごい、立派ね！」とか「画像を見て興奮しちゃったから、エッチしましょう！」とか、そんなふうに言われることを夢見ているのかもしれませんが……もちろんそんな返事を送る必要はありません。
無視するのが一番です。
反応してしまうとさらにしつこく画像を送ってきたり、アンチになって誹謗中傷を開始したりと、面倒なことになる場合も。
相手にしないべきですが、あまりにもしつこい場合はプロダクションに対応を相談するなどして、対応策を考えてもらいましょう。
⑤プライベートの場で見知らぬ男性から誘われることも
売れっ子AV女優さんからよく聞くのが「プライベートでお酒を飲んでいたときに、下心まる出しの男にナンパされた」という話。
お酒の場でナンパされるのは、AV女優さんに限らず女の子ならよくある話と言えますが、面倒なのが相手の男性が「ナンパする相手がAV女優だ」と知っている場合です。
そういう男性は「AV女優＝セックスが好き＝誘えばヤれる！」と思い込んでいることが多く、さらにお酒の勢いも手伝ってなのか、断ってもしつこく絡んできたり、諦めるときに「AV女優のクセに」なんて暴言を吐いたり。
イヤな思いをした、という女の子が数多くいるのです。
またナンパではなくても、初めて会った男性から「なんでAVに出演してるの？」など、プライバシーに関わるようなことを遠慮もなく聞かれたり、お説教じみたことを言われたり、といったことを経験する女の子も。
プライベートの場だとプロダクションの人間が一緒にいないことも多いでしょうから、そういった男性に自分で対処しなければならないのが大変ですね。
まとめ
AV女優さんとして活躍し、高収入を得たり自分の夢を叶えたりするには、人気と知名度を上げて「売れるAV女優」にならなければなりません。
しかし「売れるAV女優」になればなるほど、キツいスケジュールや撮影をこなしたり、面倒な男性の相手をしなければならなくなったりと、苦労をすることも多くなります。
人気AV女優さんとして活躍し続けるには、こういった苦労話も笑い飛ばせるような、体力的にも精神的にもタフな女の子である必要があるのです。
ただしもちろん、常に自分ひとりで頑張らなければならない、なんてことはありません。
体力的、精神的にツラいと思ったら、プロダクションに遠慮なく相談すれば、自分のペースでAV女優さんとして活動できるように配慮してもらえます。
決して無理はせず、楽しみながらAV女優さんとして活動するのが大切ですよ！
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